バランスの取れた投資活動

投資市場に参入してまず考えることは、どのような投資手法が良いのだろうと考えます。そして、あらゆる投資技術書を読み漁り、投資必勝法を探し求めます。しかし、その投資手法も最終的には好むと好まざるにかかわらず投資家自身の性格に合った手法となるのです。

それらの投資手法で売買を繰り返しますが、しばらくすると成績が落ちてきます。その後もいろいろな手法で売買を繰り返しますが成績は今ひとつ。投資家は常に試行錯誤を繰り返し、収益の上がる手法の模索を続けます。これらについては、当欄で何度も解説していますので今更述べることもないと思います。

投資家は、投資法を模索する過程で、どうしても投資手法などの技術的な究明に走りがちです。データを取り、統計の分析や研究に励みます。そして「これならいける」と実践に入ります。これらの研究、開発は大いに結構なことですが、しかし、投資においては、売買技術だけで勝てるものではないことも理解しておかなければなりません。

自分の納得するシステムを構築したとしても、実践において、そのルール通りの売買ができないということもあります。たとえば、損切り基準を決めておいても実行の段階で躊躇したり・・・。このように、投資は売買技術だけではなく、その他の要因、つまり、メンタル面などの要因も多く影響しているものです。

私は常々申し上げています。「投資の成果は、投資家の性格に回帰する」と。投資においては、最終的には実行力、決断力が問われることになります。実行力、決断力などは、テクニック(技術)ではなく投資家本人の問題です。これらについて、多くの投資家は、ないがしろにしているのではないでしょうか。

投資では、多くのストレスを抱え込むことになります。ストレスは人間をゆがませる結果にもなります。これらについても当欄で何度も解説しています。

人間はひとつのことに没頭すると視野が狭くなるものです。ましてや投資家は、一人で考えることが多く、更に視野は狭くなります。これはこれで間違いではないと思いますが、あまり一人で考えすぎると、本来、行こうとする方向から知らず知らずのうちに曲がってしまうものです。スポーツなどでは、これらを矯正するためコーチなどをつけて指導を受けます。

私の体験から「ひとりで考え悩むほど、正しい解決方法から遠ざかり、そして曲がる。考えすぎると、人間は臆病になる。しかし、人間は努力している限り悩むものでもある。悩み、迷ったら原点に戻れ。」と、私の語録に記載してあります。

投資の世界は孤独な仕事です。勝っても負けても自己責任です。最終決断は投資家自身で行わなければなりません。精神的なプレッシャーは大きなものです。相場の世界にコーチや監督などはいません。いるのは株仲間ぐらいなものです。

投資家は、誰でも自分の投資手法や考え方に、それなりの自信を持っているものです。株仲間の中でも自分だけは他の人と違うというプライドもあるものの、成績を比べてみると五十歩百歩。

しかし、株仲間と談義するのもそれなりに楽しいもので、問題解決は見出せないもののストレスの発散や精神的な癒しになるのではないでしょうか。おばさんたちの井戸端会議と同様に、他愛のない話をすることによって癒されることもあるのです。

投資においては、売買技術だけではなく、メンタルな部分の訓練や癒しも必要となってきます。これからは、これらの問題について考える必要があるのではないでしょうか。バランスの取れた投資活動によって、その成果はついてくるものです。

偏向報道と印象操作

私の友人はテレビの国会中継をみて「それはおかしい」とテレビに向かって怒鳴っているそうです。私も同じ年代なので見れば私も怒鳴るような気がします。なのでテレビは見ないようにしています。

年齢を経てくると、それなりの経験も積んで自分なりの考え方もでき上がってきます。そのため、現代社会には文句のひとつも言いたくなるのでしょうか。自分の歩んできた道のりは常に正しく、それに照らし合わせて今の社会は間違っているなどと吠えている。これを反対側から見ると現代社会から取り残された連中のようにも見える。

私は政治的には中立な立場であると考えるも、本当のところは政治にはあまり関心がないといったほうが正しいかもしれません。あまり関心のない私でも現在の政治に対するマスメディアの報道には目に余るところがある。

国会は政治を議論するところであるべきだが、最近は国会がワイドショー化しているようだ。政治家はこれからの日本をどのように導くべきかビジョンを持って議論していくべきであろう。もっと大事な議論があるだろう。

私は常々、マスメディアに対しては疑問を持っている。報道の仕方によっては国民の思想を誘導しかねない。メディアは政治権力に対して正しくけん制すべきものであり、賛否両論、是々非々で対応すべきであると考えますが・・・。

当欄は投資についてのコメント欄ではありますが、ここでもう少し脱線して私の考えを述べさせていただきたい。

現在のマスメディアの問題点について、テレビのニュース番組などで街頭インタービューがある。あれはまったく無意味であると思います。なぜなら偏った内容に編集ができるからである。たとえば、インタビューで反対意見と賛成意見が同数であったとしても編集しだいでどのようにでも加工、細工できるからです。

また、電話アンケートでも同様です。政党支持率などの集計のため電話アンケートする場合、アンケート調査のために電話をかける場合は、おおむね家庭の固定電話である(最近はケータイもあるかもしれませんが・・・)。一般に固定電話に出られる方は大体は年配者であろう。

その年配者の多くは家に居てテレビや新聞を見ているだろう。特にニュースやワイドショーなどを見ているため、その内容に無意識に引き込まれることになる。もし、そのニュースやワイドショーが偏向的な内容であったとしても、知らず知らずのうちに、その内容は正しいものだと思い込んでしまうでしょう。そのため電話アンケートでの答えもニュースやワイドショーの内容に沿った返答となるはずです。

私はテレビも新聞も見ないと述べてきました。では、情報源はどこからという疑問もあるでしょう。私の情報源はネット・ニュースなどから収集しています。なぜなら、溢れる情報量はテレビ・新聞の比ではありません。ネット・ニュースにはあらゆるニュースや情報が満載されており、取捨選択が可能であり、反対意見もあるし賛成意見もあります。その両論を読み比べて自分の判断が可能となるからです。反面、テレビや新聞は一方通行となります。

メディアの偏向報道と印象操作は周知の事実であると言われています。私は「情報過多は迷いを引き起こす。マスメディアの情報の9割はノイズ(雑音)。時として、メディアにより真実が嘘の情報のもとに隠蔽されることがある」と考えています。

かなり脱線してしまいましたが、私が上記のような考えを述べるのは、年齢的に世の中の中心から外れた存在になってしまったのかなあと少し寂しく思っています。

マスメディアの報道は政治にかかわらず、我々投資家にも及んできます。投資関係の報道はテレビ同様「やらせ」的な情報が溢れています。すでにご存知のように「私はこの手法で儲けました」「100万円を1年で○○倍にしました」「カリスマ投資家に聞く」「素人の私がこれだけ儲けました」など・・・。

投資初心者や負け続けている投資家は飛びつくかもしれませんが、経験の長い投資家には「バカ言ってんじゃないよ」となる。他人の勧める話に儲け話などないことに気づくべきです。儲かるのは儲け話を提供している人たちです。マスメディアの投資情報は要注意です。

投資家は他の投資家の意見は参考にしてもよいが、結局は自分で判断して決断し、失敗を繰り返しながら成長していく以外はないのです。このことをしっかり踏まえてください。

スキルアップ

私の解説(当欄)を自分で読み返してみると、どうしてもネガティブな解説が多くなっていることに気づきます。この点は私も気にはなっています。「もう少し夢のある解説をしてくれ」という要望もありますが、私も夢のある解説をしたいのはやまやまなのですが・・・。

また、同じ人間が狭い業界の内容を20年近くの長きにわたり解説するとなると、どうしても同じような内容になってしまいます。これらについても気にしているところではあります。それでも長い間ご購読いただいている皆様には感謝申し上げる次第です。

相場で儲けている投資家は、2~3%と言われている現状では、あまり明るく楽しい話題もないことも事実です。そこで、あえて楽しい希望のある話となれば、どうしても「儲かります」「儲けさせます」となってしまうのではないでしょうか。私にはちょっと無理なようです。

真実の見えない相場の世界では、いつも述べていることですが、まずは明らかに間違っていることの排除から始めるべきではないだろうか。すると、どうしても「これはしてはいけない」「あれは間違いだ」となって、結局、頭の痛い暗い話となってしまいます。そもそも、解説している私が根暗であることが一番の原因ではあるのですが・・・。

さて、話を本題に戻します。今回はテクニカル分析指標について感じたことを解説したいと思います。一般に出回っているテクニカル分析指標は、長期間の運用には耐えられず、長期間運用すると必ずマイナスになることはすでに解説しました。

しかし、これらのテクニカル指標でも一時的には、利益を上げることができる時期があります。調子が良いので、そのまま運用を続けると、なぜかどんどんマイナスになってしまい、途中で断念してしまったという経験はなかったでしょうか。

その原因は、相場がそのテクニカル指標に偶然一致した場合にかぎり収益を上げることができます。皮肉なもので、その分析指標で当てているのではなく、たまたま、その分析指標に相場変動の方がマッチして儲けたにすぎないのです。

しかし、時間の経過とともに相場とそのテクニカル指標が合わなくなり、結局は成績がマイナスとなってしまうわけです。全体的に見ると相場とそのテクニカル指標が合わない期間が長くなるため、結果的にマイナスが積み上がってしまうという現象となるのです。

同様に、テクニカル分析指標の最適化についても言えることです。最適化は、現在の相場展開に、分析指標を合わせているに過ぎないのです。ですから、最適化後に、相場が最適化中の異なった相場展開となってしまうと、結局は外れてしまうという結果になるのです。そのため、私は短期的な最適化などは全く無駄であると申し上げています。

では、一般のテクニカル分析指標は全く利用価値のないものなのだろうか。分析手段を持たない投資家は、やむなくチャート上に表示される指標で、ある程度の分析をせざるを得ない状況にあるのも事実です。

そこで、一般のテクニカル分析指標の利用の方法を考えてみたいと思います。現実的には少し労力が必要となるかもしれませんが、上記のようにテクニカル分析指標は、たまたま、その分析指標に相場変動の方がマッチして儲けることができるわけですから、そのマッチした時の株価変動を記録しておき、これらと同様の株価変動のときに、それらの分析指標を利用するという考えはいかがでしょうか。大変な作業ではありますが・・・。

「同様の株価変動のとき」とは、まずボラティリティ(株価変動の変動の大きさ)を記録しておくことです。その他、株価変動をいくつかの角度から分析して記録しておきます。そうすることにより、これらと同様の株価変動となった場合に、それらの分析指標を利用すればよいのではないでしょうか。

一般のテクニカル分析指標で収益が上がらないのは、どのような相場展開でも同じ分析指標(分析設定期間)で利用しているからです。移動平均であれば、25日とか75日とか・・・。

突き詰めるところ、一般のテクニカル分析指標の正しい利用の仕方は、株価のボラティリティにより、分析設定期間を変化させるということです。どのような相場展開でも、一律の分析設定期間では、ギブスをはめて歩いているようなものです。

ここで、相場変動をキャッチするシンプル指標がありますのでご紹介します。それは日経平均採用銘柄でもTOPIX採用銘柄でもよいのですが、当日の値上がり銘柄と値下がり銘柄の比率を百分率にして計算します。これらを時系列にして集計しグラフ化すると、相場展開が0~100の範囲に収まり、より相場の流れが把握できるものと思います。

これらの指標をさらにスキルアップすれば高度な分析指標となります。これはヒントですので、皆さん大いに研究をしてみてください。

結果が出ないと投げ出したくなることもありますが、「目標を持つ」「常に前向きの姿勢で」「何事にも落胆しない」「あくまでもやり続ける」「決して断念しない」をモットーに皆さん頑張りましょう。

景気動向より株価

我々投資家も社会の一員であり、各々いろいろな経済活動をしています。それらの活動の中で、現在の景気動向などは何となく肌で感じているものです。では、これから景気が悪そうだと感じたときに、投資家はどのような行動を取るでしょうか。今後の見通しは暗いからすべての持ち株を処分しようとするでしょうか。

景気は悪くなりそうだと感じつつも、「上がりそうな銘柄はないか」などと銘柄探しに躍起になっている逆張り投資家も多いのではないだろうか。それらも決して間違いではありません。「不景気の株高」などのことわざもあるように、景気が悪いからすべて持ち株の処分や空売りとはならないはずです。

これらの判断は、多分に投資スタンス(期間)により、その判定を行うべきです。長期投資であれば、買い持ち株は持続しつつ、日経先物の売りつなぎを行いながら、ポジション調整をします。短期売買などでは、急落場面での押し目買いなどを行います。

このように投資家の投資スタンスにより、景気動向をどのように株式投資に組み入れていくか投資家の判断に委ねられるところです。しかし、現実的にこれらの景気動向などを個人投資家の立場で売買に組み入れていくことはとても困難で厄介です。また非現実的に問題かも知れません。

景気が悪いからすべて空売りをするわけでもないし、好材料があってもすべてが買いとなるわけではないでしょう。これらをどのように判断すればよいのでしょうか。

一般に、景気や不景気、好材料や悪材料などは、その内容が正しいとすれば必ず株価に反応してきます。しかしながら、我々個人投資家のように情報の最終受信者には、どれが正しく、どれが間違った情報かも分かりません。最近は特にインターネットにより情報量も多く、偏向報道やフェイクニュース(虚偽の情報)なども氾濫しており、その判断がますます難しくなっています。

このような状況の中、短期売買の投資家は値幅取りで収益を上げるわけですから、その内容が好材料であっても悪材料であっても、機敏に対応できるはずです。つまり、何らかの情報で株価が上昇となれば買いに入れば良いわけですし、株価下落となれば空売りができます。よって、売買手法が「順張り」であれば、その流れについていくことにより収益を上げることが可能となるはずです。

もちろん、これらのタイミングを図ることは難しいのですが、世界情勢や景気動向など難しいテーマを気にすることなく、その対応が可能となるのではないでしょうか。これらが短期売買の魅力と言ってもよいでしょう。

世界情勢も景気動向も好材料も悪材料もすべて株価に反応してきます。難しい経済動向などを分析することより、我々個人投資家の立場では、株価動向を注意深く観察し、流れに沿った売買をすることにより、個人投資家レベルでも収益を図ることが可能となるのではないでしょうか。

分析指標の利用

投資成績が良くないと、投資家は考え込み何が悪いのかと思い悩む。私自身も同様で、「なぜだ、どうしてだ」と自問自答する。そしてウツ状態になる。しかし、投資家であれば誰でも経験することであり、誰も避けられない道でもある。悩みは知恵の始まりであり、悩みは成長への通過点であることを理解しておくべきです。

一般に、成績が芳しくないと自分の考え方を棚に上げて「現在の投資手法に問題がある」と結論付け、他の投資手法を探し回る。しかし、どの手法でも五十歩百歩であることに後で気がつく。成績が悪いからと言って投資手法を探し回るのは、結果的に相場の後追いをしていることになり、ますます成績は悪化します。

そもそも、投資手法に大きな違いはない。順張りであっても逆張りであっても、その手法による結果にはあまり大きな隔たりはない。トレンドフォローであっても、そうでない手法であっても、そこに雲泥の差は出ないと思う。

ランダムに展開する相場であるため、どのような投資手法であってもうまくいかない時期がある。その原因は何であるか考えたことがありますか。私の個人的な見解ですが、ひとつの考え方として分析指標の期間の取り方にあると考えます。

たとえば、短い期間での分析指標を利用すると、相場の急激な変化にもついて行けるが「だまし」も多くなる。一方、長い期間での分析指標を利用すると「だまし」は少なくなるが、相場の急激な変化にはついていけない。

分析指標を利用する際の期間の取り方が「短い期間」「長い期間」いずれにしてもメリット、デメリットはある。相場展開によってそれらを使い分けるという考え方もあるが、何を持ってそれらを切り替えるのだろうか。その切り替えは、今後の相場展開を予想するのと同じで不可能に近い。

多少成績が悪いからといって思い悩むより、これらの要因を理解しておけば我慢もできるというものです。私が常々申し上げています「結果には必ず原因がある」と言うことからすれば、成績が悪いとき、その原因を徹底的に追究することです。決して相場のせいにしてはいけません。

もちろん、株式投資の基本から大きく逸脱した投資手法では話は別ですが、ある程度、投資基本にのっとった投資手法であれは、上記の要因などで一時的に成績が落ちることがあることを理解しておくことです。

ウェブサイトなどには、利益曲線などとして、複利的な右肩上がりの投資成果のグラフを見ることがありますが、もし、その通りに利益を伸ばしていったとすれば、最終的には天文学的な収益となります。しかし、現実にはあり得ないことです。

相場においては、思いがけないことがかなりの頻度で発生したり、利用する分析指標の期間の取り方により、収益が落ちたり、一時的にマイナスとなったりすることもあります。常に右肩上がりの収益を上げることは、現実的ではないことも理解しておくべきです。

先物の売買

相場の世界は期待と現実の間には大きなギャップがあります。たとえば、シミュレーションをして満足できる結果が出て実戦に入ったものの結果は納得のいくものではなかった、などのように期待と現実の間には大きなギャップがあるものです。

あるとき私は、期待を超えるシミュレーション結果に興奮し、これなら絶対いけると確信して胸躍らせて実戦に入った。当初は負けが続いたが「こういうこともあるだろう」と実戦を続けた。しかし、さらに負けが続いた。「こんなはずはない」と思うも成功哲学を思い出し「あくまでやり続ける・決して断念しない」と決意し、実戦を続けた。

それでも負けは続いた。当然ながら途中で「何かがおかしいのでは・・・」と考えながらも結果的に脅威の10連敗をしてしまった。私は頭を抱えてた。「なぜだ、どうしてだ」と、いつもながらの自問自答が始まった。

しかし、結論はすぐ出た。シミュレーション手法の間違いであった。現実離れしたパフォーマンスは何かの間違いであることに気づいた。反省点として、シミュレーションの結果があまりにも良すぎたので、浮かれてすぐに実戦に入ってしまったこと。つまり、欲ボケである。

投資キャリアの長いことを自負していた私であったが、やはり凡人であったことを改めて知った次第です。自戒の念を持って反省しました。冷静になって考えれば分かることですが、投資パフォーマンスは、長い目で見ればそんなに高くはないものです。それなのに欲ボケして浮かれて実践した自分が情けない。

しかし、私は相場に対しては常にポジティブに捉えています。それは高い投資パフォーマンスではなく、安定したパフォーマンスのシステム構築です。これらの構築に日々前向きに努力しています。

私は現在、先物指数の売買を行っています。買いも売りも行いますが、これらはすべて片張りです。片張りは当然ながらリスクは高くなります。そのために逆指値は必ず入れています。

先物指数の売買は、おおむね2~5日程度で売買しています。いわゆるスウィングトレードと言うことになりますでしょうか。もちろんロスカットになれば仕掛けの当日に損切りということもあります。

そこで、現在研究していることは、片張りで建玉した状態のままで反対の建玉でデイトレードはできないものかと。つまり、買いの建玉を持続しながら売りの建玉を入れるということです。

この場合、買いの建玉を持続しながらのデイトレードは売り建玉のみでの売買となります。買いの建玉を持続しながら買いのデイトレードはしないということです。買いの建玉を持続しながら売り建玉のみでのデイトレードはヘッジの役割を果たすことになります。この場合の有利な点は、反対建玉に対しては証拠金が要らないということです。先物の売買システムはそのようになっているのです。

反対建玉に対しては証拠金が要らなく有利だから反対建玉をすることが目的ではなく、あくまでもリスクヘッジのためです。しかし、通常のデイトレードでも難しいのに両建てでのデイトレードはいかがなものでしょうか。

私は今まで多くの失敗を繰り返してきました。しかし、相場に対しては常にポジティブ思考です。チャレンジすれば失敗するかもしれないが、チャレンジしなければ何も得られないことも知っています。

失敗とは『あなたの行く道は、そちらではありませんよ』という暗示である。このことを肝に銘じて頑張ろうと思います。

ジョーク集

投資をしている人の集まりでは話が途切れない。これ幸いにと他人の話に耳を傾けずに持論をひとりで喋りまくる。私が思うに、相当ストレスがたまっているのだろう。しゃべりまくってガス抜きをしているのだろうと想像できる。

確かに投資活動は誰とも話をすることなく、黙々と数字とにらめっこしているだけなのでストレスもたまる。ましてや損が続けばストレスも倍増するだろう。おしゃべりをすれば、問題解決とならずもストレス解消になることは医学的にも証明されている。昔は寡黙な男と言われていた私も最近はおしゃべりになったような気がするが・・・。

おしゃべりも良いが、笑うこともストレス解消になる。いつも当欄では説教じみた解説や暗い話題が多いので、今回は内容を変えて、私の作ったジョーク集をご披露したいと思います。大いに笑ってください。
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「還暦にもなると何とか金をためて、老後の生活を楽にしようなどとあれこれ考える。すると、楽ができるように、すぐに墓場につれて行かれてしまう」
・・・私は何人も知っています

「もし、自分の上司がバカだと思っているあなた、その上司が賢かったら自分の仕事がなかったと思いなさい」
・・・いつもブツブツ言っている、そこの君!。

「酒、タバコは人間にとって最悪の敵かもしれない。しかし、聖書には『汝の敵を愛せよ』と書いてあるじゃないか」
・・・そうなんだよ、分かったかね、みんな。

「お出かけに、昔の洋服を着てみた妻が『ちょっと古かったかしら』と言う。私は『お前も古いんだからよく似合っているよ』と言ってやった」
・・・ふふふ、お似合いだよ。

「妻が私に尋ねた。『私のどこが一番好き?、私の若々しいところ?、それとも私のセクシーなところ?』。私は天を仰ぎながら、こう答えた。『好きなのは君のそのジョークのセンスだよ』と。
・・・己を知らないってハッピーだよな。

「私の友人は恋愛結婚であった。結婚当初は『もう、君を離さない』などと、たわごとを言っていたが、今では『もう、君とは話さない』と真剣に言っていた」
・・・だから言わんこっちゃないんだ。

「夫婦で風邪を引いてしまった。『熱は下がったのに咳が抜けないなぁ』。なぜだろう?。『熱が冷めたのに籍が抜けないからだ』と思った」
・・・だよね。もう冷めちゃっているのに。

「いつも仲の良い夫婦なのに、お金の問題になるとなぜか他人になってしまう」
・・・女って、やっぱお金にはシビアだよなぁ~。金、金、オーヤダ。

「いつも仲の良い夫婦なのに、たまに喧嘩をすると妻の記憶力には驚かされる」
・・・女って、いやなことは良く覚えているが、昔の楽しかった記憶は消えてしまうらしいよ。知らなかった?。ほんとに知らなかった?。ほんとに?。

「年老いた父が病院に行った。先生に『左ひざが痛いんですよ』と。診察の結果、先生は『年のせいですね』と言った。すると父は『右ひざも同じ年なのに、おかしいじゃないの』と。
・・・そろそろ親父も○○症か?。

「私が、90歳になるお年寄りに『お元気だから百歳までは生きられますね』と言ったら、『年は百歳までしかないのか』と怒られてしまった」
・・・タバコを吸っていても長生きするんだよなぁ。喫煙は長寿の秘訣か?。

「もてない友人に『おまえ、人間は顔じゃないぞ』 と言うところを、間違って『おまえの顔は人間じゃないぞ』と言ってしまった」
・・・ごめん、ごめん。

「40歳過ぎの女性に『独身主義ですか』と尋ねたら、『私は資本主義です』という答えが返ってきた」
・・・やっぱ、お金なんだよなぁ。

「私が隠しておいた預金通帳を妻が見つけたようだ。その日から妻の態度が変わった。残高が期待を裏切ったようだ」
・・・愛はどこへ行ってしまったの?。

「『三越』で買ったブランドの洋服も、私が着るとなぜか『しまむらブランド』になってしまう。
・・・どうしてなんだろう?。

「私は目にごみが入って治療費に5千円も支払ったが、妻は高級な洋服が目に入って5万円も支払った」
・・・5万円もだよ。まったく。

「良い妻の定義。夫が秘密にしたいことを知らぬふりをする妻を『良い妻』という。
・・・まったくそのとおりだよ。

「自由にさせておくと、良い妻でもダメになる」
・・・マジ、ホントだな。

「和服を着て鏡の前に立った妻が『まだいける』とつぶやいた。鏡に映った髪に、私は『もうダメだ』とつぶやいた。
・・・クゥー、鏡は嫌いだ。

「髪が薄くなった私に妻が言った。『髪がなくなっても愛情には変わりがないからね』と。そこで私は妻に質問した。『もし、私にお金がなくなったら』と。すると妻は・・・。返事がなかった。
・・・やっぱりだったな。

自慢屋の女が得意げに言った。『私のお母さんは、とっても美人なのよ!』と。
・・・だったら君はお父さん似だね。

「隣の奥さんが大きな犬と遊んでいた。私は『怖くはないかね?』と聞いた。その奥さんは『何言ってるの、かわいい犬じゃないの!』と返事」
・・・私は犬に聞いているんだけど。

「マラソンのオリンピック金メダリストの名言がある。『走った距離は裏切らない』と。私はこの言葉に感銘を受け、飲み屋に行ったときは、いつも『通った回数は裏切らない』と固く信じている。
・・・しかし、いつも残念な結果だよなぁ。

先生『毎月定額料払えば使い放題なものはなーんだ?』。たかし君『正社員』。
・・・すばらしい。正解だよ、たかし君。

「私はあまり肥満がひどいので病院に行った。診察の結果、『あなたはパンパース体形ですね』と医者に言われた。食べたものは漏れなく全部吸収してしまう体形らしい」
・・・えええー、パンパースって紙おむつのことじゃねーの。

バブル期に学んだこと

書店の友人が書籍を送ってきた。その友人からは、いろいろな書籍を頂くが、今回は週刊東洋経済の「最後の証言・バブル全史」であった。バブルを経験したことのない若い人には読んでもピンとこないかも知れないが、バブル期を経験した私にとっては、バブル期はまさに狂った状態であったように回顧する。

私はバブル期に自分の不動産の市場価格を調べてみた。すると想像も絶するような価格であった。当時、私がこの不動産をその価格で取得しても、そこから収益が生まれないと思った。まさにそのような状態であった。

そこで私は即座に売りに出した。結果的にバブルの絶頂期に売ったことになる。当時は株式投資も行っていたが、不動産売却の利益は株式投資の何十倍にもなった。株式投資より不動産売買のほうが自分に合っているのではないかと勘違いした時期でもあった。

振り返ってみると、バブル期はやはり異常としか思えない。当然ながら証券業界もバブルに酔いしれていた。仕手集団が跋扈し株価も異常につり上がった。不動産においても乱脈融資、反社会的な勢力への融資などがまかり通ってバブルを形成していった。

後で考えることではあるが、そのような状態が続くわけもなく、結局はバブル崩壊となるのであった。しかし、初めてバブルを経験した人にとっては「世の中とはこういうものだ」と思い込んでいる節があったようだ。

「夏草や兵どもが夢の跡」とあるように、バブル崩壊後は失われた10年、あるいは20年と言われた。山一證券や北海道拓殖銀行などが倒産した。

企業経営や株式投資でも同様であるが、人は追い風を自分の実力と錯覚する傾向がある。自分の実力ではないところのパワーはバブルであることに気づかない。この勘違いがバブルを生み出す原因ではないかと考えます。

物事にはすべて「慣性の法則」が働く。慣性の法則とは「止まっている物体に、力を加えなければ、そのまま止まり続ける。動き続けている物体に、力を加えなければ、そのまま動き続ける」。つまり、景気が上昇し始めると、そのまま上昇を続けるというもの。

慣性の法則の「力を加えなければ、そのまま動き続ける」のではあるが、実際にはそこに空気抵抗が発生し、その摩擦で物体はいつしか止まることになる。理論上は「そのまま動き続ける」のではあるが地球上ではそうはいかない。

経済においても同様である。バブルは際限なく続くのではなく、どこかで必ず止まる。そのどこかでの見極めが難しい。最後にババを掴まないようにしなければ・・。
私がバブル期に学んだこと。

『追い風を自分の実力と錯覚するな。追い風はいつか逆風となる』

『欲が絡めば見えるものも見えなくなる。入れ込みすぎは盲目となる。利得を前にしては道義を思え』

『慢心は山の頂き。慢心は下り坂の始まり。慢心は後になってから気づく。驕れる者久しからず』

『楽をして手に入れた金は、人の目をくらまし最後には身を滅ぼす。自分で汗した金以外は身に付かない。浮利を追うな。もらった金は借金より高くつく』

『大衆に迎合するなかれ。行列には並ぶなかれ。何も考えずに行動する群衆となるなかれ』

『自分の「器」以上の金は動かせない。「器」以上の金を動かせば、いずれ自分の金とともに没収されてしまう』

『商機とは時代背景を読むことなり。時代背景に逆行し努力しても労多くして功少なし。ただ、時代の変化は早い』

『お金で満足は買えるが、幸福と知性と品性は買えない。お金の稼ぎ方より、お金の使い方に人格がでる』

『お金は後から付いてくる。金を追うな。お金は行動の産物である。目先の利にとらわれるな』

『ブームはバブル。信念なき者は付和雷同する』

『求める行為は不安を呼び、与える行為は安らぎを呼ぶ。一生を終えてのちに残るのは、我々が集めたものではなくて、我々が与えたものである』

『理にかなわぬところの成功、追い風による成功、悪事による成功は長続きせず、いずれ窮地に追い込まれ、そして報いを受ける。「天網恢恢疎(てんもうかいか いそ)にして漏らさず」』

現在の決断がベスト

日経平均は2万円前後で推移している。世界経済が成長を続ける中で、日本も輸出が伸び、設備の稼働率が上がってきている。設備投資も増えてきており、企業経営者のマインドも悪くないようだ。

さて、現在は買い方有利の相場展開ではありますが、皆さんの投資成果はいかがでしょうか。損切りしないで持続していればもっと成績が良かったのにと悔やんでいる投資家もいるかもしれませんが、それは現在の相場を見ての結果でしかないのです。以前の損切りは、その時点の判断であり、間違いではなかったことを理解すべきです。

投資家は「損切りしなければ良かった」という不都合な状況をいつまでも引きずります。再び同じような損切り場面で、以前の苦い経験から「今度は損切りせず持続しよう」などと考え持続することになります。しかし、結果は逆の状態に・・・。よくあることです。

成功体験でも失敗体験でも同様な結果が見られます。これは「人間は記憶の中に生きている」という証なのです。記憶は体験として積み上がっていきます。相場の世界では、一般社会での体験よりきわめて明確に現れてきます。

要は、決断すべき時は、その答えを記憶や体験の中から導き出すことになります。しかし、その決断を記憶や体験の中から導き出しても常に正しいとは限りません。損切りか持続かの決断を迫られた場合、もし、自己ルールが明確であり、それらに従うのであれば、このような判断は必要なくなります。しかし、そのルールに従って決断しても結果が良くなければ、やはり悔やむことになります。

このような状況に追い込まれた場合には、決断後の気持ちの整理が必要となってきます。私の場合はシステム売買であるため、すべてルールどおりに決断しています。しかしながら、負けが続いたときなどは「やはり持続だったかなあ」などと思うことはあります。

人生では、投資に限らず決断をすべきことは結構多いものです。その決断が間違って、後で後悔することもしばしば。このような時、私は常に「現在の決断がベスト」と自分に言い聞かせるようにしています。

先のことは誰も分からないのです。そのため、現在の状況であらゆる情報、記憶、体験からベストの判断をしているのですから「現在の決断がベスト」となるわけです。現在の判断がベストであるため、現時点では他には選択肢はないわけです。

よって、現在の決断がベストとなるわけですが、この時点でもうひとつ重要な点があり、この点を欠いては、現在の決断がベストとはなりません。それは・・・。

私の語録に「決断する前に自分の鼓動に聞いてみろ。興奮状態で結論を出すな。決断は常に平常心で行うべし」とあります。また「緊張は能力を封じ込めてしまう。緊張は本来の健全な姿を歪めてしまう」「焦りと緊張は多くの失敗を招く」とあります。

つまり、決断時に自分の心が平常であるか否かを見極めてから決断しなさいということです。特に投資での決断は追い込まれた状態で決断する場合が多くありますので、この点は最も重要となってきます。

もし、決断時に自分の心が興奮状態であったりする場合は決断を避けるべきです。決断には「何もしない」という決断もあるのです。

北朝鮮と暴走族

我々投資家の目指すところはキャピタルゲインであり、そのキャピタルゲインは株価の変動によってもたらされるものです。では、その株価変動はどのように起こるのか。当然ながら景気や企業業績の動向などにより変動するわけですが、特に短期売買を目指す投資家にとっては、需給関係を引き起こす内部要因、つまり出来高や信用残高などは見逃すことはできません。

さらには突発的な出来事や事件などのニュースでも株価は変動します。目先筋や材料で売買する投資家は、最新のニュースを魚の目鷹の目で探しています。しかし、何らかの早耳ニュースを聞いたとしても、そのニュースのインパクトが持ち株にどの程度の影響があるか分からない。

トランプ大統領当選のニュースをいち早く分かって、売りをかけて成功したと思われたが、翌日には全値戻しとなって糠喜びとなった。かの有名なジョージ・ソロス氏もやはりトランプ大統領当選で大量に売りをかけたようです。しかし、「そんなはずはない」と、今でも売りを持続して大きな含み損を抱えていると聞く。

ジョージ・ソロスだってうまく行かないこともあるのです。我々個人投資家だって当然ながら損が続くこともあるのです。裁量や思惑で売買することは決して悪いことではありません。ただ、思惑が外れたら早々に撤退するべきです。負けを認める勇気も必要です。

私はシステムトレードであるため、裁量や思惑での売買はいたしません。しかし、人間である以上、やはり大きなニュースなど飛び込んでくれば気になるものです。

最近までの気になるニュースは、やはり北朝鮮のミサイル発射でしょうか。日本は地理的に北朝鮮と近いため、一度に大量のミサイルを打ち込まれたら防御できないと思います。一抹の不安を感じるところです。

メディアでは専門家やジャーナリストが、これらの問題をあれこれ解説しているようです。私は専門家ではないので詳しくは分かりませんが、この問題を私の視点から見てみると・・・。

私は現在の北朝鮮は暴走族のようなものだと考えています。暴走族は徒党を組んで信号無視をしながら暴走します。一般社会からは嫌われ者の存在です。暴走族の特徴としてエンジンを空吹かしをして虚勢を張ります。

しかし、このエンジンを空吹かしは、日ごろ嫌われている暴走族の自己主張のように聞こえます。普段は誰にも相手にされない寂しさから、暴走して「俺はここに居るんだ、みんな振り向いてくれ」と叫んでいるように思えます。

若者が暴走する要因は、自分の存在意義と自信を失うことによって軌道を逸脱していくのです。よって、エンジンを空吹かしは、自分の存在を認めてもおうと主張しているよう聞こえます。

同様に北朝鮮も国際ルールを無視し、国際社会から嫌われています。そのため、暴走族のエンジンの空吹かしと同じようにミサイルを打ち上げて「我々はここに居るんだ、みんな振り向いてくれ」と、存在を認めてもらおうと主張しているように感じます。

話が脱線してしまいましたが、投資の世界は対戦相手も見えず孤独なビジネスです。特に負けが多くなってくると投資家としての自信を失って、自分の存在意義すら分からなくなってしまうことがあります。

そうならないために何をすべきか。それは当欄で何度も解説してますので、今更述べることはないと思いますが、投資の世界は投資家の人生をも変えてしまうような危険もはらんでいます。よって、今、何をすべきか、何をしないべきかを考え、軌道を逸脱し暴走しないようにしたいものですね。