危機管理

2001年の米国での同時多発テロでは大きな衝撃を受けました。
犠牲になられた方々には心より哀悼の意を表します。

米国政府の危機管理は万全と思われていましたが、
このような惨劇となってしまいました。
米国市場の全面停止、日本の市場においても値幅制限などの措置がとられました。
このような突発的な事件は予想もつかず、ますます不測の事態に対しての
危機管理が必要となってきます。

投資家におかれましても、
このような事態に対して日ごろから対策を考えておかなければなりません。

まずこのような場合の対策としては。

空売りをしている場合は、大幅な下落があった時は
一旦決済することがセオリーです。
持株が多ければ半分処分するのも良いでしょう。

買い持ちの場合は、ヨーロッパ市場でも急落していることもあって、
日本市場においても翌日急落することは容易に予想がつきます。
もし夜間取引が可能であればそこで一旦処分することも一つの考え方です。
また寄り付きで処分することも良いと思いますが、
一般的にはここで「つなぎ売り」を入れて様子をみるということが最善策ではないでしょうか。
事態がはっきりするまで「つなぎ」をいれて事態の推移を見守るということです。

ここで投資家として一番いけないことは「何もしないで様子を見る」ということです。
必ず「損切り」か「つなぎ」で対処した後様子を見るべきです。

日本経済もデフレ状態で、今後の経済の見通しも決して明るいものではありません。
将来に対する不安も増大し、犯罪も多発しています。
株式投資の危機管理ばかりではなく、自分自身に対しての危機管理についても
考えなければなりません。

だいぶ暗い話題になってしまいましたが、それでも株式市場は続きます。
気を取り直して、みなさんがんばりましょう。

Copyright(C)SPS研究所 照沼佳夫
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