景気の見通し

現在日本の景気はデフレ状況にあり、誰もが景気は非常に悪いと感じています。

しかしバブル期を知らない若者たちは現在の状況にあまり悲壮感はもっていな
いようです。

景気とは比較対象したときに感じるものであって、バブルの絶頂期と比較すれば
現在は非常に悪い状況かもしれません。

しかし戦後の状況と比べた場合はどうでしょうか・・・・

私なりの考えですが、現在の状況が改善されるためには大きな問題が残ってい
ます。

それはまず第一に銀行の不良債権の処理の問題です。銀行の体質は顧客に対
する信用不安を恐れるあまり、内部の不良債権などをあまり表に出したがらない
体質となっています。
これらが不景気を長引かせる原因の一つとなっています。

第二に人件費の問題です。
バブル期に日本の人件費が非常に高くなりました。
これらの調整が行われなくてはなりません。株価はバブル期の4分の1、不動
産も5分の1以下、ゴルフ会員権にいたっては10分の1以下となっています。
また消費者物価も下がりつづけています。

これらに比較して人件費の下げはわずかです。そのため現在リストラを行って
人件費の調整が行われています。最近ではワークシェアリング (解雇せずに
賃金を下げること) が行われてきています。

以上のように景気回復にはまだ二つの大きな問題が解決されておりません。
このような状況下で株価も低迷し、投資家にとっては頭の痛いところではあり
ます。
我々投資家はどのような状況下に置かれても相場で利益を上げていかな
ければなりません。しかし我々はそれは可能です。

私は相場で利益を上げるのは市場の上げ下げではなく、売買手法にあると思い
ます。我々には「空売り」や「つなぎ売買」といった手法もあるわけですから。

信用取引の最低保証金は、松井証券で30万円、岩井証券では50万円からと
聞いていますが。

相場で利益を上げていくには、とにかく売買技術を磨くことです。

Copyright(C)SPS研究所 照沼佳夫
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