株式投資のおさらい

投資で利益を上げるためには何が必要であるか、またどうすれば良いのかは何度も掲載してきましたが、ここでもう一度おさらいしてみましょう。

株式投資は「損切り」「利益を伸ばす」この2点にあると思います。

この問題を解決できれば誰でも株式投資で儲けることができるはずです。これらのことは投資家であれば誰でも知っていることです。しかし実践に入るとこれができなくなってしまいます。これには原因が二つあります。

一つ目は、「儲けたい損したくないという人間の欲の部分」です。これらは人間誰でも持ち合わせているもので、問題にすることはないような気がしますが、実際には大きな原因(要因)となってきます。

確固たる投資手法を持たず感情的、本能的な売買を繰り返すと、投資の世界では必ず全員が負けることになります。

これらについてはアメリカの科学誌「サイエンス」に掲載されており、証明されています。持ち株が上がると「もっと上がるのではないか」「もし下がったらどうしよう」と感情が揺れ動きます。結局、高値恐怖症となり利食いしてしまいます。

反対に下げた場合は、持ち株が上げた時より冷静です。不思議なものです。

負け慣れしているのかもしれません。持続している間は実損とならないため気楽なのでしょうか。このような感情は投資家全員に共通した感情であり本能なのです。だから誰がやっても結局同じ行動となり、全員が負けることになります。

二つ目は「今まで株式投資で培ってきた学習効果」によるものです。

株式投資の経験が長ければ長いほど、その学習効果を発揮します。しかし、いつも負けている投資家はいつも負けてしまうという結果になります。不思議なものです。

それは株式投資の基本が理解できていないことに起因します。間違った経験をいくら積んでも結果的に間違いを積み重ねているだけとなってしまいます。

ですから株式投資を20年、30年行なっていても、損を積み上げるだけとなってしまいます。しかし、今まで積み上げてきた投資体験を、そう簡単に拭い去ることはできません。今のままでは延々と損を繰り返すだけになってしまいます。

このあたりで、気持ちを切り替え新たなチャレンジをするか、もう株式投資をやめるかのいずれかの決断しなければならないのではないでしょうか。

株式投資は、正しい理論と客観的な売買によってのみ成功するものです。

Copyright(C)SPS研究所 照沼佳夫
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