儲からない投資家のタイプ

タイプその1
株式投資に対してまったく勉強しないタイプ。銘柄選びは、証券会社や投資顧問、インターネットの株式サイトからの情報などで、とにかくすぐにでも値上がりしそうな銘柄を聞き出すことにすべてを費やす投資家。
この銘柄はどうだ、あの銘柄はどうかなどと「銘柄」の話しかしない。他力本願では成長はない。本人の価値観の問題であり、他人がとやかく言う必要はない。

タイプその2
株式投資の研究をするものの、少し売買してうまくいかないと次の手法へと次々に売買手法を変えていく投資家。
いつも不安な状態で売買している。儲からないことを売買手法の問題であると決め付け、常に新しい売買手法を追い求めている。新しい投資手法の広告などを見るとすぐ飛びつく。どこにもずば抜けた投資手法などないことに早く気づくべきである。

タイプその3
研究熱心ではあるが、その努力に反比例して成績が下がっていく投資家。
思い込みの強い性格の投資家に多いようです。「これで○○儲けました」等のノウハウ本を真剣に研究し実行に移す。これらは、もともと間違った投資手法であるため、いくら研究努力しても成績は下がるばかりです。正しい投資の基本から学ぶ必要がある。

タイプその4
「株式投資は、情報の先取りである」と思い込んでいる投資家。インサイダーまがいの情報を好んで収集する投資家。
これらの投資家が非常に多いようです。インターネットなどで常に情報を検索収集し、同じ考えの投資家仲間とブログなどで情報交換して楽しんでいる。ボロ株を買って上場廃止となっている。

タイプその5
仕掛けポジションや決済ポジションなどは理解しているものの実行できない投資家。
優柔不断であり感情や主観に振り回され、あの時こうすれば良かったと後悔ばかりしている。本人の性格に起因するものであり、感情的な売買を避けるため売買ルールを作り、これらに従って売買すべきです。

タイプその6
株価チャートを見ないと落ち着かない、特にリアル株価チャートを毎日見ているタイプ。
リアル株価チャートを見続け、次の株価展開など予想しながら結局、市場が終了するまで見てしまう。売買は、どんどん目先的な売買になってしまい、儲けが小さくなる。株中毒症状。もう少し時間を有効に使いたい。

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まずは間違いを正すべし

ここのところの相場膠着で、取引を控えている投資家も多いのではないでしょうか。
新興市場は非常に低迷しています。

2005年までの相場上昇で初めて市場に多くの投資家が参入してきました。これらの新規参入者は、株価変動の激しい新興市場での取引が多かったようです。しかし、現在では、今までの利益を吐き出し、さらに投資金も大きく目減りしている状況にあるのではないでしょうか。

これらにより、新規参入者は市場から撤退または一時お休みの状況にあるのではないでしょうか。

一方、市場には投資歴20年、30年という投資家がたくさんいます。しかし、成績を見ると初心者と同じ。いまだに利益を上げることができない状態です。おかしいと思いませんか。

一般社会では何事も20年、30年と努力すれば達人の領域です。株式投資においてもそれなりの経験や学習効果はあると思うのですが、なぜでしょうか。
何が原因なのでしょうか。

その原因について考えてみました。

まず、第一に、投資に対する考え方が間違っていることです。たとえば株式投資は情報の先取りであると信じきっているなど。情報収集に全力を費やす。また、銘柄選択を自分で行わずすべて情報や証券会社、投資顧問などに頼り、すべてにおいで他力本願的であること。自分では売買技術の勉強は一切しない。

第二に、キャリアに応じ、それなりの売買技術は持っているのであるが、実際の売買では感情が前面に出てしまい、売買技術が生かされていない。売買時にいつも苦しみ悩んでいる。わかっているができない。売買が感情的、主観的になってしまう。

次回、儲からない投資家のタイプを書きます。

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継続は力なり

もちあい相場では、損切りが多くなかなか儲からないというご意見をいただくことがあります。

もちあい相場ではトレンドフォローによる売買では、その売買が逆になってしまうため、うんざりしてしまうものです。では、逆張りではどうかというと、もちあい相場では最適ということになります。

しかし、もちあい相場であるということは何を基準に判断したらよいのでしょうか。もちあい相場とは、上げては下げ、下げては上げるという変動の繰り返しであることは誰でも知っている。

しかし、もちあい相場は後になってからでないと分からない。後講釈は誰にでもできます。現在がもちあい相場であっても、今後いつまで続くか分からない。現在がもちあい相場だから逆張りしようと思っても、明日から上か下にブレイクするかも知れない。結局、相場の行方など誰にも分からないのです。私は常々、思い込み売買、決め込み売買はしないようにと申し上げています。

もし、相場に上昇トレンドと下降トレンドしかなければ誰でも相場で利益を上げることができると思います。もちあい相場が株式投資を難しくしていることは事実です。しかし、相場にはもちあいは付きものです。もちあい相場をいかにしのぎ切るかが、その収益を大きく左右するものです。現在の投資手法を続けることです。「継続は力なり」です。

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売買がうまくいかないときに考えること(その2)

もちあい相場では、なかなか儲からないのは事実であるが、このような状況下で投資家はどのような考えで、どのようなスタンスで売買すればよいのでしょうか。

このような状況下では、まず、相場全体の状況は各相場指数などを参考にして把握する必要がある。

もちあい相場であれば、多少の収益悪化もやむを得ないことを理解する。もちあい相場では、逆張りが有利ではあるが、いつまで、もちあいが続くかわからないし、相場がいったんブレイクすると、今までの利益が持っていかれてしまう。

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売買がうまくいかないときに考えること(その1)

もちあい相場はなかなか儲からないという。相場がもちあいであるということがわかっていればそれなりの対応もできよう。しかし、もちあい相場はいつ始まって、いつ終わるかわからない。

かつて、株式市場は2004年の春から1年にも及ぶもちあい相場を展開した。このときは「儲からないなー」との声が多かった。そこで私は「今回は非常に長いもちあい状況であるが、もちあいが長ければ長いほどブレイクしたときの反動は大きい。今は辛抱のしどころだからがんばりましょう。」とコメントした。その後大きな上昇相場を演じた。辛抱のしがいがあった。

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利益を伸ばす

株式投資において利益を伸ばすということは損切りより難しいものです。損切りができて初めて中級者になれるわけですが、利益を伸ばして上級者にランクアップすることはたやすいものではないようです。現在のように情報が氾濫していますと、投資家もそれらの情報に一喜一憂して売買が短期間になってしまい、大幅な利食いを難しいものとしているようようです。

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相場の原理

ファジーで、ランダムな相場においても、それなりの原理原則があります。

よく株式分析ソフトや投資法において、勝率80%以上などとうたっているシステムがありますが、確かにある一定期間においてはそれなりの勝率を収めることは可能であると思います。

しかし投資というものは短期間運用してそれで終わりということではなく、長期間にわたり運用して行くわけですから、これらの勝率も長期間で判断しなければならないと思います。

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