相場の方向性

以下のような問い合わせを受けます。

「なぜ株価移動平均線の表示はないのか」「カイリ率の表示は・・」「RCIは・・」などで、これらの指標が無いので使えないなど。また、「この銘柄を選び出したが買っても良いか」「今が売り場か、買い場か」など。

これらの問合せの内容から考えますと、多くの投資家は、一般的な指標を使用し、この銘柄は買い銘柄か、売り銘柄か、また今買うか、今売るかに集中しているように感じました。これらはとても大事なことではありますが、やや近視眼的になっているように思えました。

相場で勝ち抜くためには、もっと重要なことを忘れていないでしょうか。

それは相場の方向性です。現在の相場が上昇トレンドであるか、下降トレンドであるかの見極めです。これらの判断が間違っていなければ容易に儲けることができるはずです。バブル期のように長期上昇トレンドであれば誰でも儲けることができます。誰がどのような銘柄をどのポジションで買っても儲けることができたはずです。たとえでたらめに買っても儲かったはずです。実際にその通りだした。

このように相場で儲けるためには、そのトレンドに乗って儲けることが一番楽な方法でもあるわけです。相場の方向性の確認は相場で勝つためのウェイトの80%以上ではないかと思います。このように相場で勝つためには相場の方向性の見極めが必須条件となってきます。しかし、これらが的確に解かれば誰も苦労はしないのですが。

相場はある程度予測に基づいて売買するものですが、空売りなどは全体が崩れてきてから行なうほうが確率か高くなるのではないかと考えます。相場の方向性を見極めることは専門家でも難しいものです。ましてや個人投資家にとっては不可能に近いと思います。

そこで完全ではないものの個人でもできる簡単なトレンド転換を探る方法としては。まず過去6ヶ月程度の株価を毎月ごとに高値、安値を記録し、3ヶ月連続して安値を更新する。または3ヶ月連続して高値を更新するなどの確認により、ある程度相場の方向性を見出せるのではないかと思います。

Copyright(C)SPS研究所 照沼佳夫
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