してはいけないこと、しなければならないこと(その2)

投資家には、運用資金額などによりある程度自分の損失許容額が決まっていると思います。その許容範囲を超えてくると投資家は迷い始めます。自らの相場観や銘柄選択に不安が生じてきます。そして「ナンピンしようか、それともロスカットしようか」と。

ロスカットしたからといって、いつもうまくいくとは限らない。ロスカットしたものの、そのから反転し「しまった」ということも多い。しかし、ここでよく考えていただきたい。

ロスカットして反転してしまった場合とロスカットしないで大きく引かされてしまった場合を考えてみたい。

ロスカットして反転してしまえば誰でも失敗したと考えますが、一般には「参ったなー」で終わってしまう。しかし、それではいけない。「買い直す」ことです。仕掛けるまでは、よくよく考えての仕掛けであったと思いますので、そのシナリオが崩れていなければ「買い直す」ことです。これらはほとんどの投資家は実践していない。

「損はこまめに切る」。これができて初めて初級者を卒業することができる。

ロスカットしないで大きく引かされてしまうと、もう切るに切れない状態になる。これが最悪へのスパイラルに陥ってしまうことになります。結局塩漬けに。塩漬けが株式投資で儲からない「元凶」です。

上記の内容を投資家自身の過去の売買と照らし合わせてみてください。

株式投資に夢を抱き市場に参入してくる投資家が、まず、最初に学ばなければならないテーマがある。これらは基本中の基本であり、これらをマスターせずに次のステップには進めない。

1.ナンピンはしないこと。
2.ロスカットは必ず実行すること。

先人たちの失敗を教訓にしたいものです。

Copyright(C)SPS研究所 照沼佳夫
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