相場の原理

ファジーで、ランダムな相場においても、それなりの原理原則があります。

よく株式分析ソフトや投資法において、勝率80%以上などとうたっているシステムがありますが、確かにある一定期間においてはそれなりの勝率を収めることは可能であると思います。

しかし投資というものは短期間運用してそれで終わりということではなく、長期間にわたり運用して行くわけですから、これらの勝率も長期間で判断しなければならないと思います。

バブル期の上昇期であれば、その勝率もそれなりの高率であったと思います。
しかし、それらは後で見て分かることであって、何事においても明日のことは誰にも分からないのです。

上記の考え方から、株式投資においての勝率は長期に運用することにより50%に収斂すると考えるべきです。

株式投資の投資姿勢として、まず勝率は50%前後であるという考えからスタートするべきです。勝率を80、90%と追いかけているようでは投資の原則から乖離して行くことになります。

勝率50%では儲けが出ないのではないか。
勝率50%で儲ける方法は、ひとつだけあります。それは「利益は大きく、損失は小さく」の売買法です。相場においてこの手法以外に儲ける方法はないのです。
「それができれば苦労はしないよ」と言う声が聞こえてきそうですが、しかし、この方法以外に相場で儲ける方法はないのです。

「相場の必勝法は」と尋ねられることがありますが、相場必勝法があるとすればこの売買手法「損小利大」の手法以外には無いと思います。

もし手元に過去の売買報告書がありましたら調べてみてください。儲かってない投資家は、この反対の「損大利小」となっていないでしょうか。

「損小利大」の手法であれば、たとえ勝率が30%であっても利益を出すことは可能であると思います。つまり株式投資で利益を上げるためには、勝率ではなく「損小利大」の売買手法以外にはありえないということになります。

「損小利大」の売買手法を構築することが相場で儲けるための原理原則となります。

Copyright(C)SPS研究所 照沼佳夫
無断転載厳禁