利益を伸ばす

株式投資において利益を伸ばすということは損切りより難しいものです。損切りができて初めて中級者になれるわけですが、利益を伸ばして上級者にランクアップすることはたやすいものではないようです。現在のように情報が氾濫していますと、投資家もそれらの情報に一喜一憂して売買が短期間になってしまい、大幅な利食いを難しいものとしているようようです。

「持ち株が二倍になっても冷静でいられる」ような状態を作り上げなければ大幅な利益拡大にはならないと思います。ローソク足のチャートを見ながら上がるか下がるかを判断しているようでは持ち株が二倍になるまで持続することは不可能に近くなります。何のルールを持たない感覚的な売買では二倍どころか20%の利益も取れないでしょう。

大幅な利食いをするためには何らかの売買ルールが必要となってくるのではないでしょうか。たとえば。

1.トレンドが継続されていれば持続する。
2.うねりを見て、前回の安値を切らなければ持続する。
3.上昇幅に応じて損切り幅を拡大していく。
4.信頼できるシステムに従う。
その他にも利益拡大には多くの手法があると思います。

これらが考えられますが、各自自分に合った方法で利益拡大を考えていただきたい。

ここで自分に合った利益拡大の手法を選択して、あとは実践あるのみとなりますが自分で選択した方法はある程度期間(3ヶ月とか6ヶ月とか)を設定して、たとえその期間で損が続いても実行する覚悟が必要です。

投資家は常に儲かる売買の必勝法を捜し求めています。ある手法が見つかると2、3度売買してダメだと、また次ぎの手法へと次々に儲かりそうな手法を求め、さまよっています。簡単に儲かる方法などどこにもありません。

ある程度自分に合った手法であれば期間を設定して損得を考えないで実践してみることです。そうすることによって今までの中途半端な売買から、一歩踏み込んで新しい相場の世界が体験できるものと思います。

一度、大幅な利食いを体験すると後は楽である。

Copyright(C)SPS研究所 照沼佳夫
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