直接・間接分析手法および日柄について(その1)

シミュレーションを行う過程では、いろいろと感じることや新しい発見などもあります。シミュレーションは、膨大なデータで行うため多くの時間を要することになります。これらによる分析結果が、私の株式投資における「心のよりどころ」となるわけです。

株式投資の手法は、投資家の資金量や性格、投資スタンスなどにより選択されます。

最近は目先売買などの超短期売買も多いようですが、このような超短期的な売買では「直接分析手法」が最適です。「直接分析手法」とは、株価を直接読みながら売買するという手法です。

具体的には、仕掛け値から○円上がったら利食いする、○円下がったら処分するなど、また、前回の高値を抜けたので利食いする、前回の安値をきったから処分するなど、株価によりその売買を決定するという手法です。

これらに対して「間接分析手法」は、いろいろなテクニカル分析手法を利用して売買する手法です。「間接分析手法」は、直接株価を読むのではなくテクニカル指標によりその売買の判断を行うものです。たとえば、RSIのように20ポイント以下になったら仕掛け、80ポイント以上になったら決済するなど、売買の判定を指標に委ねる売買法です。中期的な売買には向いていると思います。

どちらの手法が良いというわけではありませんが、目先的な売買に「間接分析手法」を利用すると、利が乗って決済しようとした時にそのタイミングが遅れて思いがけず利益が減ってしまったりすることがあります。

テクニカル分析指標には、指標と株価の間にブレがあり、超目先的な売買には向いていないような気がします。しかし、「直接分析手法」は投資家のセンスが要求される手法ではありますが・・・。

これらについてはシミュレーションの過程において感じることです。また、シミュレーションにおける結果ですが、投資スパン、つまり投資の期間については、どのような角度から検証しても「投資期間が短いほどその収益は小さくなり、投資期間が長いほどその収益は高まる」という結果になっているようです。これらは年率に換算しての検証結果です。

目先的な売買は、統計上はその収益は小さいため目先売買で収益を上げようとするには、投資家の投資手腕に依存する部分が多くなるのではないでしょうか。

Copyright(C)SPS研究所 照沼佳夫
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