勝者と敗者の分かれ道(その1)

私もたまには仕事の合い間にインターネットの株式サイトを覗くことがあります。ちょっと読んでみると、いろいろな売買手法があり、解説をしています。

自分で実際に売買されると、どこにも「すばらしい」投資法などないことに気が付きます。
分析ソフトなども実際に利用してみると期待通りではないことに気がつく。しかし、そのような環境の中でもコツコツと稼いでいる投資家もいる。どこが違うのでしょうか。

株式投資の成果は「最終的には投資家の性格に回帰する」と言われています。同じ売買手法で売買しても、同じ分析ソフトを利用しても脱落していく者もいれば、コツコツと利益を積み上げていくもの者もいる。なぜだろうか。

私は長年、個人投資家と接する機会が多い。このような中で感じることは、利益を積み上げている投資家には、「ひとつの売買法をひたすら続けている」ということが感じ取られます。ひとつの売買法をひたすら続けるということは、言うには簡単ですが実際には大変な努力が必要となってきます。

実際に売買すると分かりますが、ひとつの売買法を続けると相場展開によっては、負け続けることがある。一般に、負けが続くと閉口して、一時休むか、他の投資手法に鞍替えしてしまう。これは誰もが抱く感情であり、また同じような行動を取る。

しかし、どのような投資手法でも負けが続くことは必ずある。このように負けが続くときには、どのような対応をすべきなのでしょうか。

私は、これらの対応如何で勝者となるか敗者になるか決まってしまうような気がします。まず、それらの対応をする前に考えなければならないことがあります。それは、今現在、自分が行っている投資手法が正しいかということです。

実際には「これが正しい投資手法である」などということはあり得ませんが、ここでは投資家自身の判断で良いのですが、その手法が「正しい(理にかなっている)」と思えるか、「自分に合っている」かということになります。つまり、現在自分が行っている投資手法を信じられるかということです。

私自身は、自分の投資手法や考え方に自信を持っていますので、たとえどんなに負け続けても、その売買法をひたすら続けます。相場には絶対や完璧というものなどなく、投資家は、何を信じて、何をよりどころにして売買を続けていくか考えなければなりません。(つづく)

Copyright(C)SPS研究所 照沼佳夫
無断転載厳禁