売買手法や分析ソフトが機能しない!(その1)

時代の流れは日々変化し進化していくものです。特にIT技術の進歩はめまぐるしく、次々と新しい技術が発表されています。このような中で、投資の世界でも新しい投資技術の発達にもすばらしいものがあります。

デリバティブ投資などは最先端の投資手法ではないかと思います。また、アメリカ市場にヘッジファンドが上場されたとも聞いています。このように投資市場でもめまぐるしい変化が起きています。

このような投資環境の中、我々個人投資家はどうでしょうか。相も変わらず「上がりそうな銘柄はないか」「何か材料はないか」「相場は上がるか下がるか」と一喜一憂しているのではないでしょうか。私も30年近くこの業界におりますが、常々感じることは「投資家の心理はいつも同じ」ということを実感しています。

たしかに、技術の革新は目覚ましいものではあるのですが、人間の考え方や心理が、そう簡単に変わることはないという事は理解しているつもりですが・・・。しかしながら、投資の世界で利益を上げていこうと考えるならば、投資家も旧態然とした従来の投資の考え方から脱却し、新しい投資の考え方にも目を向けていく必要があるのではないでしょうか。

ある投資家が決意を持って新しい手法で売買を始めた。最初は緊張感もあり、売買ルールに従って売買するものの続かない。どうしても主観が出てしまう。今までの運用でうまく行かなかったため、新しい売買手法に切り替えたのではないですか。

今までこのようなことを何度繰り返したものか。結局、いろいろな投資手法を渡り歩いたものの青い鳥は見つからず。

投資手法に絶対はないのですが、その投資手法に間違いがないと判断したなら続けることです。多少の収益悪化があったとしても続けることです。継続は力なりです。収益の上がらない投資家の多くは、この継続性に欠けていると思います。継続できない理由としては、売買手法に自信がない、どうしても主観が出てしまうなどであると思います。(つづく)

Copyright(C)SPS研究所 照沼佳夫
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