売買手法や分析ソフトが機能しない!(その2)

問題点である売買手法については、どのような売買手法でも良いのですが、最終的には「損小利大」の手法であれば、継続運用すれば利益が出るはずです。

しかし、損小利大の売買手法であっても、昨年のようなもちあい相場では利益が上がりません。このような時、投資家は今まで信じてきた投資手法であっても、もちあい相場により、その手法に不信感や不安を抱き別の投資手法に乗り換えてしまうのです。

投資家は常に右肩上がりの収益を期待しています。しかし、現実はそうではないことも知っています。これらの矛盾に突き当たったときに悩み始めることになるのです。この手法を信じていいものか、この手法で継続して行って利益が上がるものかと考え始めるものです。

もし、その手法が「損小利大」に基づくものであれば続けるべきです。投資においてすべて右肩上がりの収益は望めないものです。その運用中には収益の横ばいや多少の収益悪化は避けては通れないものです。しかし、投資家はこれらが許せないのです。投資手法を渡り歩く原因はここにあるのです。

今後の相場展開など誰にもわからないのです。投資家は不安の中で売買しています。
何を心のよりどころにして運用していくか、何を信じて売買していくか考えなければなりません。

私は「損小利大」に基づく売買手法であれば、それを信じて売買を継続することをお奨めします。それ以外の売買では、今後、一生株式投資を続けて行っても収益が上がることはないでしょう。なぜなら「損小利大」が投資の必勝法だからです。

今までいろいろな売買手法を試みてきた、また、あらゆる分析ソフトを利用して売買を繰り返してきた。しかし、収益が上がらない。なぜでしょうか。

それは、売買手法や分析ソフトが機能しないのではなく、投資家自身が機能していないからです。このことを理解すべきです。

Copyright(C)SPS研究所 照沼佳夫
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