投資スタイルの究極は・・・(その1)

株式投資を志す者にとっては、市場でコンスタントに収益を上げたい気持ちは一致するものです。しかし、投資経験やその考え方には大きな開きがあります。初心者であれば、その投資手法も定まらずあれこれ試行錯誤するものです。一方、相場熟練者はどうでしょうか。

以前に、初心者の定義は「損切りができない。塩漬け銘柄を1銘柄でも持っていれば初心者」と述べました。分かっていてもできないのが損切りですが、分かっていないで損切りできないのであればいざ知らず、知っていてできないのは投資家自身の問題であり、アドバイスにも限界があります。

投資の世界では、まず損切りからスタートします。ある程度上達してきますと、投資手法を探しも求めます。テクニカル分析であれば、どの指標が効率的であるか実践しながら検証することになります。これらの指標もある程度の期間は有効に働くのですが、ある時期からピタリと効力を発揮しなくなります。そこでまた他の分析指標を探し回ります。まるでジプシーのように・・・。

ある程度、投資経験を積んでくると自然に自分の投資スタイルというものができ上がってきます。収益もそこそこ上がるようになります。ここまでくるには通常、5年から10年かかります。しかし、その収益には納得するものではありません。

一般には、このようなプロセスを踏んでそこそこの投資家のなるわけです。そこには個人差もあり一律というわけにはいきませんが、これらが今まで私が見てきた投資家の一般的なスタイルです。(づづく)

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