スムーズな損切り(その2)

もし、損切り10%とした場合に、株価チャートを見る前に終値の数値だけ見て損切りをするのです。そうすることにより、視覚的な株価チャートの変動から離れ、事務的に損切りができるのではないでしょうか。「そんなの見ても見なくても同じだよ」と言われるかもしれませんが、案外効果的だと思うのですが・・・。

また、最近は証券会社によっては「逆指値」ができる証券会社もありますので、損切り値をあらかじめ出しておくという方法が一番良いかもしれません。ただ、指し値を出すということは、その値が気配値として表示されるため、証券会社のデーラー達に狙われるという危険もありますが・・・。

私自身の体験で恐縮ですが、私も初心者時代にはやはり損切りは苦痛が伴い、その判断に躊躇したものです。散々考えた挙句、投げたところが大底だったという経験は何度もあります。

これではいけないと考え、その後、徐々に売買をシステム化して、株価チャートより時系列の数値を見るようになると損切りがあまり苦痛にならなくなりました。私は、テクニカル派を自認していますが、売買をシステム化していることもあり、最近はあまり株価チャートは見ないようになりました。

株式投資において損切りは必要不可欠なものであり、今後長く続くであろう投資活動において、投資家自身がそれぞれ「損切り」について考えていかなければなりません。

Copyright(C)SPS研究所 照沼佳夫
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