私の株式投資考(2)

現在の社会では「環境問題」が大きくクローズアップされています。しかし、むかしに「使い捨て文化」があったのを忘れてはいけない。このように、社会は「かくあるべき正しい姿」から、常に乖離して変化してるのです。その極端な例が「戦争と平和」ではないでしょうか。

何事にも行き過ぎがあり、その行き過ぎはいずれ、その反動として是正されることになります。株価の変動を見れば一目瞭然です。このように、物事は常に「作用、反作用」の原理に従い変化しているのです。相場の世界も一般社会も・・・。

私は常にこのような視点で株式投資を捉えています。ですから、私は一時のブームに乗って付和雷同するようなことはありません。ブームに乗っていないと、何だか時代に取り残されているような気もするのですが、私は一向に「吾関せず」です。そのため周りからは「へんくつおやじ」と呼ばれています。

相場の世界では「みんなと一緒」では儲からないことは知っているはずです。ブームとは「かくあるべき正しい姿」から大きく乖離した現象であり、正常ではないということになります。そのブームも情報化社会により、すぐ終わってしまうのが最近の特徴です。

相場にもバブルがあり、バブルはいずれ弾けます。自分の考えをしっかり持っていないと、自分を見失いバブルの渦に巻き込まれてしまうことになります。相場の世界でも常にブームが起こります。以前ではデイトレードとか、最近では高いレバレッジを利用した商品など。しかし、いずれ淘汰されることになります。

株式投資において、正しい運用法とはどのような投資法なのでしょうか。理論的には、企業のファンダメンタルズを綿密に調査し、これらをベースに長期的に持続するということではないかと思います。20年、30年と。これらが投資における「本来の正しい姿」ではないでしょうか。

このような「本来の正しい姿」で運用しているのが、米国の長者ウォーレン・バフェットです。正しい運用法だから利益を上げることができるのです。これらについては、私のバックテストでも証明されています。シミュレーションにおいて、その分析期間を長く取れば取るほど、そのパフォーマンスが上がるという結果を得ています。

デイトレードや短期売買では、なかなか収益が上がらないものです。その理由としては「本来の正しい姿」から乖離した運用法だからではないでしょうか。しかし、いまさら、20年、30年と長期に運用することはできない。人生も後半戦に入っているのだから、といったところが本音でしょうか。

これらについて、もう一度考えてみてはいかがでしょうか。

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