私の株式分析法 (2)

これらの分析過程を文章で書けば簡単ですが、そのデータ量の膨大さを考えると実際の分析には相当の時間がかかるものです。ひとつの指標の根拠を見つけるのに1年もかかることもありました。しかし、これらが自分の仕事と考え、ひたすら分析、検証に励んでいる毎日です。

いろいろな分析を行い、データを検証することにより、それらの数値が規則的な数値となっている場合があります。これらは結果であり、結果には必ず原因があります。そこで、その原因探しが始まります。原因なくして結果なしと言われるように、必ず原因があります。

私は、これらの原因追及は徹底的に行います。なぜなら、一般に株価の変動はランダムであると言われています。そのような中、規則性のある数値は大発見であり、今後の株式分析に大いに貢献できると考えるからです。

そして、徹底的に原因追求の結果、それらは株価の周期性だったりします。アノマリーではないが、株価変動にもある程度の周期性があることも分かりました。このように、結果が先に出て、その理論があとからついてくるということも多々あります。

このように、ランダムウォークと言われる株価でも、それなりの根拠(原因)があって変動しているわけです。これらを明確にすることにより、より確率の高い運用システムが生まれることになります。

このような方法により分析、検証するわけですが、私は明確な根拠(裏付け)のない分析指標は一切使用しません。必ず、その原因となる根拠を明確にして、分析指標として利用することをポリシーとしています。

つづく

Copyright(C)SPS研究所 照沼佳夫
無断転載厳禁