荒波を乗り越えていくには

投資家は、それなりに相場を楽しんでいる。しかし、相場急落となると手持ち株も評価損となりフリーズしてしまう。そして気分はブルーに。相場が長期低迷となれば、相場欄も見る気にもなれない、聞きたくもないとなる。あんなに楽しかったはずなのに。

毎日の仕事に疲れ、相場でもやられでは誰でもウツ状態になってしまいます。仕事は大変であるのはやむを得ないとしても、せめて株式投資だけは、それなりに刺激的で、少しでもいいから仕事の疲れを忘れさせてくれるような収益を上げてみたい。

これらは誰でも願うところでしょう。そのような日々を送るには、どうすればよいのだろうか。投資家の皆さんは、このようなことを考えたことがあるでしょうか。せめて、株式投資だけは、ワクワクした気分にさせてほしい。そして長く続けたい。これらは投資家の本音の部分でもあると思います。

現役を退いた投資家は、毎日相場欄を見るのが楽しみだとも言っている。良く聞く話である。投資家はボケることはないという話も聞いた。相場とは、それだけ投資家を魅了する何かがあるのでしょうか。

では、これらを解決する何か良い方法はないものでしょうか。
私が考えるに、その答えは「投資を継続する」ということにあるのではないでしょうか。つまり、株式投資を長く続けていければ、楽しく、また刺激的な日常が送れるはずです。そして、収益が上がればなおさらに・・・。

つまり、「相場を継続する」には、継続性のある売買手法での運用を行わなければならないということになります。相場の急落などで、その継続が途中で頓挫しまわないような投資手法で株式投資を実践していくということです。しかし、これがまた難しいものです。

相場の転換期を見つけて、それらに沿って買いや空売りを行う方法がベストであることは分かっているのですが、この「相場の転換期」など、誰にも分からないはずです。さらに相場では転換期のほかに、突発的な問題が発生するなどして、突然の急落。これらについて、個人投資家においても、その対処法はまったく分からないというのが現状ではないでしょうか。

私は常に、「投資は長期間継続して運用」するものであると述べています。長期間継続して運用できれば、その活動も楽しく刺激的であるし、また、長期間継続して運用することによって、投資収益も生まれてくるということになるはずです。

投資の世界は、この「投資は長期間継続して運用」するという理論からスタートするのです。投資手法の選択は、「投資は長期間継続して運用」できる手法で運用しなければならないのです。収益は「投資は長期間継続して運用」することにより生まれるものです。「投資は長期間継続して運用」することにより楽しく、刺激的にもなるのです。投資は、すべてここから始まるのです。

投資には、常にリスクがついて回ります。一発勝負では、最後には必ず負けます。買い一辺倒の売買でも、何らかのアクシデントがあれば、それで終わりです。裁量的な売買では、その継続性も危ぶまれます。これらを防ぐためにリスク管理があるわけです。

しかし、これらのリスク管理も「投資は長期間継続して運用」するための手段でしかないのです。賢明な投資家は、私が何を言わんとしているか理解いただけると思いますが・・・。

相場の荒波を乗り越えて、好きで楽しい相場を続けていくために、そして、投資で収益を上げ続けていくために、投資家は、この「投資は長期間継続して運用」という投資の原点について理解し、今後の投資戦略を考えていかなければなりません。

Copyright(C)SPS研究所 照沼佳夫
無断転載厳禁