両刀使い

さて、相場変動には「上昇」「下降」「もちあい」の3つしかない。上昇と下降は株価チャートを見ればすぐ分かる。しかし、もちあいについては、どのような変動幅をもちあいにするかによっても異なるものです。

このもちあいは結構多いものです。相場上昇となっても途中では、中断もちあいなどが発生するものです。これらのもちあいの数により二段上げ、三段上げなどと表現します。相場下降においても同様です。もちあいとは、上昇または下降途中の踊り場であり、エネルギーの蓄積場でもあるのです。

相場の半分以上はもちあいであるという説がある。また、もちあいは相場全体の70%にも達するという人もいる。これらの数値は別として、とにかく、もちあいは結構多いものです。

ご存知のように、もちあい期は株価が行ったり来たりで成績もパッとない。もし、このもちあい期が相場の半分であって、その間の成績がプラス・マイナス、ゼロであったとします。すると、収益を上げるためには、もちあい期の残りの半分で上げなければなりません。概念的に残りの半分の半分、つまり相場全体の期間の4分の1が上昇、残りの4分の1は下降となります。ここでよく考えてみてください。

もし、買いオンリーの投資家は、収益の上げることのできる期間は相場全体の4分の1の期間しかないということです。しかも、その4分の1の期間で上昇を底値から天井まで取ることは不可能でしよう。せいぜい取れるのは、底値から天井までの幅の半分程度でしょう。それ以前に、相場上昇期を判定することは困難を極めます。

以上のことから、客観的に見ても投資における成功の確率は非常に低くなります。ですから「儲かったときもあるが、全体では儲かっていない」となるのです。

さらに、相場格言に「三日天井、底百日」という言葉もあるように、上昇局面より、下落局面のほうが長いの一般的です。ということは、儲かる期間がさらに短いということになり、結局、儲かる投資家は5%に満たないということになるのです。以上のような相場メカニズムから考えると、この「5%」の数値も間違いではないような気がします。

ここまで長々と説明して、私が何を言わんとしているか・・・。それは、上記のように相場全体の変動メカニズム(上昇、下降、もちあい)は変えることはできません。であるならば、このような相場環境の中で投資家はいかに収益を上げていくかということです。

その答えは無いように思えます。しかし、考え方によっては、もちあい期では収益を上げることはできないものの、残りの半分の上昇、下降期では収益を上げるチャンスがあると言うことです。あくまでもチャンスではあるのですが・・・。

つまり、買いと空売りの両刀使いです。買いは上昇期に、下降局面では空売りで儲けるチャンスが発生します。ただ、上昇、下降の判断は難しいのですが、これらを解消する手法のひとつに「順張り」があります。つまり、流れ(トレンド)に乗って売買することです。それが結果として、トレンドを判定することになるのではないでしょうか。

とは言うものの、相場はなかなか理論通りには行かないものです。しかし、せっかく与えられているチャンスを自ら放棄する必要はないと思います。ショックなどで暴落があった場合などには「買っていなくて良かった」と思うのではなく、空売りで果敢に収益を上げるべきです。これでこそ投資家です。

結論、やはり買いオンリーでは収益のチャンスが少なくなります。相場の判定は難しいものの、買いと空売りのを使い分けて売買することにより、スキルの上達とともに収益のチャンスが広がるのではないでしょうか。

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