相場の鉄則

私は日ごろから相場で一番難しいことは、銘柄の選び方でもなく相場の見通しでもなく、それは投資家の感情のコントロールであると解説しています。投資家であれば株価の変動に感情が揺さぶられ一喜一憂します。まさしく、相場は「歓喜と絶望のゲーム」であると言われる所以です。

投資の世界に「大きく儲けてやろう」と意気込んで入場するも、当初考えているような甘い世界ではないことにすぐに気づきます。初心者が投資の世界に入り退場していくまでの期間は、おおむね4年から5年と言われています。

相場の世界を甘く見ているからだと言われればその通りなのですが、私は投資で成功するには、投資技術より、投資家の心構えや投資の本質を理解することが先ではないかと考えます。

ここで「投資とは何ぞや」について考えてみたいと思います。投資の基本中の基本の解説ですが、あらためて投資の原点に立ち返って考えて見ましょう。

『相場に正解は無い、常に謙虚になれ』
いつも申し上げていることですが、相場の世界には答えがありません。相場の世界は常に迷いの世界でもあるのです。であるから、たまに大儲けしたとしても有頂天にならず謙虚になることです。「勝って兜の緒を締めよ」

『経済学は通用しない、常識のない世界である』
経済学の理論が通用するならば経済学者は皆お金持ちです。投資では学校で学んだ経済学など通用しません。相場は経済学とは別次元のものなのです。投資とは、安いところで買って高いところで売るという常識は誰でも知っています。もし、この常識が通用するなら投資家は誰もお金持ちになれます。

『大敗したトレードの原因は自分の中にある』
投資とは投資家の体験の中にあるものです。成功体験、失敗体験は投資家それぞれ異なります。それぞれの体験の中に学ぶものがあり、それらが投資家の投資スタイルを形成していくのです。

『相場の世界で正しいのは価格だけである』
投資評論家の話など聞く必要はない。評論家はもっともらしい理論を振りかざして、解説するが当たりはしない。無責任極まりない。「相場に経済学(理論)は通用しない」である。常に株価は正しい。信用できるのは株価だけである。

『長い航海の途中に嵐に遭うのは必然的である』
相場にはクラッシュはつきものである。順調に稼いで利益を積み上げてきても一度の暴落ですべてを失うこともある。初心者は万が一の暴落に対しての備えがない。やはり、リスクの多い投資の世界にはヘッジは不可欠です。

『相場の世界に近道なし、本質は単純なもの』
何の世界にもビギナーズラックはあるものです。たまたま上昇相場に乗って稼いでも、追い風もいずれ逆風となるものです。慢心は山の頂です。投資とは売りと買いだけです。あまり難しく考えることはありません。シンブル・イズ・ベストです。

『負けは素直に認め、期待はするな』
投資の世界は負けの続くゲームであると言われています。負けは素直に受け止める必要があります。負けが認められず「もう少し、もう少し」と頑張っているようでは投資家失格です。

『最終的な勝者は全体の3%』
投資の世界は理論も通用しない、常識も通用しない世界であるため、最終的な勝者は一握りの投資家だけである。この現実を理解し取り組まなければなりません。

『勝者は夢をみない、勝者は常に孤独である』
投資とは人を介さない孤独なビジネスです。ひとりで考え悩むと、その答えは必ず曲がると言われています。孤独に耐え、現実を直視して、感情を抑えてひたすら売買を繰り返しすことに耐えられる者が最後の勝者となれるのです。

以上のように、投資の鉄則は誰でも知っていることです。これらができるかできないかではなく、やるかやらないかです。

slide1

動画を視聴できる期間は限られていますので、下記のボタンから登録して今すぐご覧ください。
今すぐ参加する