作用・反作用

「世の中はいつも間違っている。世の中は、本来あるべき正しい姿から常に乖離しながら変化している。よって、現在の常識はいずれ非常識となる。常識は先入観」と私の語録にある。

これらの内容は、投資活動の中から生まれてきた文言です。株価の変動は基本的には、ファンダメンタルズをベースにして、そこに需給関係が加わり上下に変動すると考えます。上記の「正しい姿から常に乖離し」は、まさしくこのことを表現しているものです。

上記の文言にある「世の中は」は、「株式市場は」と置き換えて考えてください。株式市場における「正しい姿」とはファンダメンタルズであり、「常に乖離し」は、需給によりファンダメンタルズを軸にして上下に変動するという意味となります。このことが私が考える株式変動の基本です。

私は、株式投資における考え方も世の中を捉える考え方も同じではないかと思っています。株式投資の基本ベースをファンダメンタルズとすれば、株価はそのファンダメンタルズを軸として上下するわけですから、株価が本来の正しいとされるファンダメンタルズの位置に留まるのは、ファンダメンタルズと株価が交差する一瞬に過ぎないのです。

このことを世の中と対比して考えると、本来あるべき正しい世の中の姿は、正しいとされる世の中と現在の情勢が交差する一瞬に過ぎないのです。これが現実です。「本来あるべき正しい世の中の姿」とは何であるか、と判断するのは難しいものですが・・・。株価が需給で変化しますが、世の中は、その時々の人々の考え方や思想、時流、ブームなどの時代背景によって変化するものです。

つまり、株価も現在の世の中も「本来あるべき正しい姿」から常に乖離しながら変化しているものです。株価においても買われすぎれば、その訂正安が起こるものです。世の中においても、行き過ぎればその反動が必ず起こるものです。日本のバブル期を見ればよく分かります。

このように、世の中は「作用」「反作用」の原理で動くものです。「作用」「反作用」は調和(バランス)が取れるまで続くのです。バランスが取れたときが正しい株価であり、正しい世の中であると言えるのです。しかし、このバランスが取れたときとは一瞬でしかないのです。「作用」「反作用」は自然の摂理でもあるのです。

これらの現象を別の視点から見て極言すると、株価も世の中も、いつも間違っているということになりませんか。そして、この原理から言えば「現在の常識はいずれ非常識」となるのです。さめた目で客観的に見るとそのようなことにならないでしょうか。暴論かもしれませんが・・・。

世の中を「さめた目で客観的」に見ると「世の中は矛盾だらけ。人は矛盾の中で生きている」となるのです。しかし、それを愚痴っても批判しても始まりません。よく年配者に見られることですが「現在の世の中は間違っている。私の若い頃は・・・。」と言う。私から言わせていただければ「現在も過去も世の中はいつも間違っている。世の中はいつも矛盾だらけ」となります。

まわりくどい解説となってしまいましたが、要するに、株式投資の常識はいつも間違っているということです。間違っているから儲からないのです。現在常識とされる投資常識をいったんリセットして取り組むべきでしょう。

マスメディアの投資常識論など一切信用すべきではありません。投資の正しい基本(常識)は、投資家自身の投資体験の中から生まれてくるものですから、自分自身を信じて、良いときも悪いときもひたすら続けることです。

そこで一句。「自分の過去の体験から現在の社会を批判する。あたかも過去の自分の体験がすべて正しかったかのように・・・。それこそが現代社会から取り残されている証しである。」

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