ストレスは大敵

最近、気になるニュースがありましたのでご紹介いたします。

『科学技術振興機構(JST)は、大阪大学免疫学フロンティア研究センターの鈴木一博准教授らの研究グループが、交感神経が免疫を調節する分子メカニズムの一端を明らかにしたと発表しました。

「病は気から」というのは昔から言われており、神経系が免疫系に対して何らかの調節作用を持っていることは経験的に分かっていた。実際、リンパ節を始めとする免疫反応の場であるリンパ器官には神経が投射しており、免疫反応の担い手である免疫細胞には、神経からの入力を受け取る神経伝達物質受容体が発現している。
今回の研究結果は、交感神経によるリンパ球の体内動態の制御が、ストレスが加わった際に完成防御という免疫の本来の機能が損なわれる、つまり「ストレスによって免疫力が低下する」ことの一因となる可能性を示している。同グループは、これを足がかりに、ストレスや情動が交感神経を介して免疫機能にどのように反映されるのか、つまり「病は気から」を明確な分子の言葉で語ることが可能になると予想され、ストレス応答を人為的にコントロールするという新しいコンセプトに基づいた病気の予防・治療法の開発に繋がるとしている 』

以上の内容ですが、つまり「ストレスによって免疫力が低下し、病気になってしまう」ということなのです。このようなことから、私は人間の寿命は「遺伝」と「ストレス」で決定されると考えています。「遺伝」については、生まれたときからある程度決まっていますが、「ストレス」はコントロール可能であると思います。

当欄でも投資とストレスについては何度も解説してまいりましたが、ご存知のように投資とストレスは切っても切り離せない問題でもあります。投資家であればストレスなしで売買している方はいないと思います。投資とは「歓喜と絶望とストレス」の世界なのですから・・・。

ストレスは免疫力を低下させるだけでなく、投資においての判断力や決断力も低下させるとことになります。まさにストレスはすべてにおいて邪悪なものとなります。強度なストレスは精神的、身体的な病気を引き起こし人間を破壊してしまいます。

しかし、現実社会においてストレスから逃れることはできないものです。特に投資においては、負けが込んでくるとストレスとなり、重要な判断力や決断力が鈍ってきます。よって、ストレスが蓄積されと投資では勝てないとなります。相場だけではありません。実生活においても上記のとおりストレスは病を引き起こすことにもなります。

では、ストレスを蓄積しない投資法はないものでしょうか。はっきり言ってそれはないでしょう。上がるか下がるかに賭けるわけですから、勝ては歓喜、負ければ絶望となって勝負の世界は気の休まることはありません。

投資の世界では歓喜と絶望が繰り返しやってくるのですから、たまったものではありません。その間にストレスが蓄積され判断を狂わせ、相場には負け、さらには病気にもなってしまう。だったら相場などやめてしまえばいいのに・・・。しかし、そこには、悲しいかな人間の性というものがあるのでしょうか。

もし、今後もも投資を続けて行きたいと考えるならば、投資についての考察とともに、このストレスについても対策を講じなければなりません。

上記でも述べましたが、ストレスのない投資法は存在しないと思います。であるならば、できるだけストレスを軽減する方法はないものでしょうか。この対策を怠っては、多少相場で利益を上げたとしても、投資家自身の生活や社会性といったところで大きくマイナスとなっては元も子もなくなります。デイトレーダーの中には一日10時間もパソコンの前に張り付いている投資家もいるとか。

投資の世界は、勝った負けたの勝負の世界と思っている投資家が少なからずもいます。私自身は投資で勝負はしないと考えています。とは言うものの、相場ですからまったく勝負はしないわけではなく、勝負する部分を小さくするということです。

つまり、どちらに転んでも良いように両建てでの売買を行っています。両建てですから保険の部分が加わり利益は抑えられますが、その分ストレスも抑えることができます。人生においても投資を続けるにも、その道のりは長いのです。そのためにもストレスは最小限に抑えたいものです。

投資の利益とストレスによるマイナス面を、今一度天秤にかけて考えることが必要であると思いますが・・・。いかがでしょうか。

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