何を信じるのか

先日誘われて、あるトーレーダーの会に出席してきました。皆さん各方面で活躍されている方達なのでワイワイガヤガヤと賑わっていました。大人数であったため限られた投資家としかお話ができなかったのが少し心残りでした。

出席者は、システムトレードのコンテスト優勝者やギャンブラー、専業トレーダー、証券マン、証券アナリスト、システムエンジニア、アナウンサーなど多彩な顔ぶれで、そのほとんどがFXのトレーダーでした。

トレーダーの会合に出席するということは、それなりに投資で成功している方と考えられます。投資家はなかなか自分の手の内は明かさないものですが、少し話をするとどのような投資手法であるか私には分かります。

FXトレーダーのほとんどはテクニカル分析のようですが、その分析指標はおおむね証券会社から提供されているシステムか市販のアプリケーションを利用しているようです。つまり既存のテクニカル分析指標を組み合わせでの利用です。

何度も解説していますが、既存のテクニカル分析指標の組み合わせでは一時的に好成績を収めることもありますが、長期間運用しているとあまりよい結果が得られないことは分かっています。

このことを出席したある投資家にぶつけてみた。すると彼は「確かにその通りだが、うまくいかなくなった時は裁量でやりますよ」という返事が返ってきた。彼は「自分はシステムトレーダーである」と言っていた。

また、トレードシステム製作者にも尋ねてみた。よくウェブサイトに右肩上がりのパフォーマンスで勝率80%などと宣伝しているサイトがあるが、あれはいかがなものだろうかと。

システム製作者いわく「過去のシミュレーションの結果は正しいのだろうが、その後のパフォーマンスは相場を見て少し手を加えているようだ」と言った。確かに未来永劫、右肩上がりであれば自分で売買するだろう。

相場の世界はそれだけ難しいということなのだろうか。投資では儲かることもあるが、その難しさは継続性にあるのではないだろうか。やはり上記のシステムトレーダー?のように、既存のテクニカル分析指標を組み合わせでは限界があるので一部裁量を交えながらの売買となるのではないでしょうか。

私自身のシミュレーション分析において、1000日間の連続売買でおおむね右肩上がりのパフォーマンスとなるシステムを作成したのですが、実際に売買すると損切りが連続したりして気持ちが折れそうになることもあります。勝率が50%前後であるので損が続くのは当然なのですが・・・。シミュレーション(仮想)と現実のギャップに頭を痛めるところです。

私でもそうであるように、ましてや他人の作ったシステムで連続して3回も損切りが続くようなら、このシステムは使えないと止めてしまうのも当然でしょう。要は、うまくいかない時、追い詰められたときに、何を心のよりどころにするかにかかっているようです。

やはり、最後は自分自身を信じるしかないのでしょうか。私は「自分で作ったシステムを自分が信じなく何を信じるのか」と、自分に言い聞かせ頑張っています。皆さんはいかがでしょうか。

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