一番シンプルな売買判定法

あるニュースから。『株式投資の経験の有無を聞いたところ、「現在もしている」が21.7%、「現在はしていないが、以前はしていた」が10.7%で、32.4%が株式投資の経験があった。「売買をしたことがない」は67.6%だった。株式投資の経験率をみると、男性や高年代層、世帯年収が高い層で高く、30代以上の男性は、約3割が「現在もしている」と回答した。

調査結果によると、個人投資家に金融資産の保有意向を聞いたところ、「国内株式」は「増やしたい」が52.0%で、「減らしたい」が11.1%、「増やしたい」という回答比率から「減らしたい」という回答比率を差し引いた「DI値」は40.9だった。「預貯金」では「増やしたい」が37.2%、「減らしたい」が5.5%、DI値が31.7、「国内投資信託」では「増やしたい」が17.0%、「減らしたい」が6.7%、DI値が10.3、「金」では「増やしたい」が10.2%、「減らしたい」が0.2%、DI値が9.9だった。個人投資家がさまざまな金融資産の中でも国内株式に注目している様子が分かる。

株式投資をしている人の割合が年々減少傾向にある中、すでに投資を行っている多くの個人投資家は国内株式に期待しており、保有割合を増やしたいと考えているようだ。』

*注〕〔DI値〕とは、「良い/悪い」「上昇/下落」といった定性的な指標を数値化して、単一の値に集約する加工統計手法のこと。

つまり、現在、投資活動(株式投資)を行っている投資家は、さらに積極的に投資を行おうとする様子が伺えます。良い傾向だと思います。

さて、積極的に投資活動を行うからと言って、投資資金を増やせば良いという問題ではない。投資額を増やせば、それだけ儲かるという世界ではない。そこには運用するスキルが重要なファクターとなってきます。

いつも述べていることですが、投資には売りと買いしかない。テクニカル分析で分析指標をたくさん組み込んでもあまり意味はない。指標はせいぜい2、3の指標の組み合わせで十分でしょう。ひとつの指標でもかまわないと思います。それ以上の指標の組み合わせても、私の体験上、あまり意味をなさないような気がします。

投資の世界では、○○理論などと高尚にもてはやされることがありますが、あまり、それらの理論で儲かったという話は聞かない。もちろん投資基礎要因として理論が重要であることは分かります。しかし、実践向きでない難しい理論をかざされても私たちにはどうも・・・。投資には売りと買いしかないので、できるだけシンプルに捉えるべきではないだろうか。

そこで、一番シンプルな売買判定法をご紹介しましょう。これは以前の勉強会で説明したことがありますが、理論的根拠は希薄なものの、誰でも分かるシンプルな判定法です。

まず、A4のコピー用紙に判定したい銘柄の株価チャートを2枚印刷します。そしてその2枚を重ねます。下側の用紙をAとします。上側の用紙をBとします。

合わせた2枚の用紙の裏から光を当てます。そして、上側のBの用紙を少し右にずらします。下側の用紙Aを現在の株価の変動とします。ずれた用紙に後ろから光を当てると必ずAとBの株価チャートが交差するところがあります。これらはラインチャート(折れ線グラフ)にすると、より明確に判定できます。

Aの株価がBの株価を上に抜いたところが買いとなり、Aの株価がBの株価を下に抜いたところが売りとなります。これはすべて順張りになります。さらに、Aの用紙の右にずらす幅により、短期売買か中期売買か、あるいは長期投資に分けることができます。いかがでしょうか。

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