チャレンジこそ我人生

ほとんどの投資家が体験していると思いますが、初心者のころ市場に参入するに当たり夢を抱き、ワクワクとした気持ちで売買を始めたのではないでしょうか。当然ながら投資にはリスクがあるのは理解していました。

そのリスクも「10%損切りで対処すればいいんだ」などと考え参入します。しかし、その期待が裏切られることに時間はかかりません。当初考えていた10%損切りもできずじまい。これらは私を含めて投資初心者が通ってきた道です。こんなはずではなかったと苦悩します。

苦悩しながらも、ある投資家は再度チャレンジしようと考えます。また、ある投資家は志半ばで健闘むなしく退場していきます。退場すれば、その間に培った経験はすべて悪夢となって記憶に残ります。これで良いのだろうか・・・。

日本人は何でも減点方式で考えます。すべてうまくやるのが前提で、うまくいかないことをそこからマイナスします。何かミスをしたりペナルティを課せられるという考え方をします。相場で躓くと当初の夢を抱いた100点から減点していきます。

なぜ日本人は減点主義なのでしょうか。これは日本の教育にあるのではないだろうか。学校のテストは上限が100点と定められていることにすべてが現れています。よって100点以上の点数は取れません。もし、加点方式で良いところだけを評価し、積み上げていくのであれば100点という考え方すらなくなります。

仕事でも同じです。ミスをすると減点されます。良い成果を出してもなかなか認められないのにミスをするとすぐに評価が落ちてしまいます。

このような方式ではチャレンジしたことは評価されず、ミスだけが評価対象になってしまうのです。チャレンジしてミスするなら何もせずに現状維持でよいのではないかという考えも発生してきます。

子どもの時からミスを咎められ減点されるという考え方にどっぷり浸っています。そんな環境を与えられた時、合理的な人間であれば、それなら何もしないのがベストだと考えるでしょう。そして、あえて行動しないという選択肢をとるのです。それが一番合理的だからです。

減点を恐れると、チャレンジすることで得られるプラスの側面ではなく、失敗して失うマイナス面ばかりに目が行きます。何も失わないように、静かに生きるようになるのです。そして、何のへんてつもない人生に行きつくのです。

「チャレンジすれば失敗するかも知れない。しかし、チャレンジしなければ何も得られない」という諺があります。さらに、晩年になり一番後悔することは「チャレンジしなかったこと」という話もあります。

チャレンジは闇雲にするのではなく、それなりの準備をして行動すべきです。それでも失敗することがあります。しかし、その失敗は成功以上の価値があります。失敗は体験を通して人間を大きくしていくのです。

チャンレンジしようとして怖くなったら、自分が減点思考に陥っていることを思い出してください。そして、動かないことはゼロであるという事実を思い出してください。人生を変えようと思うのならチャレンジ以外ありません。