先物の売買

相場の世界は期待と現実の間には大きなギャップがあります。たとえば、シミュレーションをして満足できる結果が出て実戦に入ったものの結果は納得のいくものではなかった、などのように期待と現実の間には大きなギャップがあるものです。

あるとき私は、期待を超えるシミュレーション結果に興奮し、これなら絶対いけると確信して胸躍らせて実戦に入った。当初は負けが続いたが「こういうこともあるだろう」と実戦を続けた。しかし、さらに負けが続いた。「こんなはずはない」と思うも成功哲学を思い出し「あくまでやり続ける・決して断念しない」と決意し、実戦を続けた。

それでも負けは続いた。当然ながら途中で「何かがおかしいのでは・・・」と考えながらも結果的に脅威の10連敗をしてしまった。私は頭を抱えてた。「なぜだ、どうしてだ」と、いつもながらの自問自答が始まった。

しかし、結論はすぐ出た。シミュレーション手法の間違いであった。現実離れしたパフォーマンスは何かの間違いであることに気づいた。反省点として、シミュレーションの結果があまりにも良すぎたので、浮かれてすぐに実戦に入ってしまったこと。つまり、欲ボケである。

投資キャリアの長いことを自負していた私であったが、やはり凡人であったことを改めて知った次第です。自戒の念を持って反省しました。冷静になって考えれば分かることですが、投資パフォーマンスは、長い目で見ればそんなに高くはないものです。それなのに欲ボケして浮かれて実践した自分が情けない。

しかし、私は相場に対しては常にポジティブに捉えています。それは高い投資パフォーマンスではなく、安定したパフォーマンスのシステム構築です。これらの構築に日々前向きに努力しています。

私は現在、先物指数の売買を行っています。買いも売りも行いますが、これらはすべて片張りです。片張りは当然ながらリスクは高くなります。そのために逆指値は必ず入れています。

先物指数の売買は、おおむね2~5日程度で売買しています。いわゆるスウィングトレードと言うことになりますでしょうか。もちろんロスカットになれば仕掛けの当日に損切りということもあります。

そこで、現在研究していることは、片張りで建玉した状態のままで反対の建玉でデイトレードはできないものかと。つまり、買いの建玉を持続しながら売りの建玉を入れるということです。

この場合、買いの建玉を持続しながらのデイトレードは売り建玉のみでの売買となります。買いの建玉を持続しながら買いのデイトレードはしないということです。買いの建玉を持続しながら売り建玉のみでのデイトレードはヘッジの役割を果たすことになります。この場合の有利な点は、反対建玉に対しては証拠金が要らないということです。先物の売買システムはそのようになっているのです。

反対建玉に対しては証拠金が要らなく有利だから反対建玉をすることが目的ではなく、あくまでもリスクヘッジのためです。しかし、通常のデイトレードでも難しいのに両建てでのデイトレードはいかがなものでしょうか。

私は今まで多くの失敗を繰り返してきました。しかし、相場に対しては常にポジティブ思考です。チャレンジすれば失敗するかもしれないが、チャレンジしなければ何も得られないことも知っています。

失敗とは『あなたの行く道は、そちらではありませんよ』という暗示である。このことを肝に銘じて頑張ろうと思います。