信用取引残高から見えてくるもの

市場全体を見る指標に信用取引残高(三市場残)があります。これらの推移を注意深く観察している投資家がどのくらいいるか分かりませんが、市場全体を観測する上では重要な指標となります。

信用取引残高(三市場残)に絡む指標には、売り残高、買い残高、取組比率(貸借倍率)、信用評価損率などがあります。これらは市場全体を把握する上では、きわめて重要な指標です。

2019年08月09日現在で売り残高は 5億9350万株、金額 8631億3400万円、前週比 -3.05%、買い残高は 20億5945万株、金額 2兆3624億900万円、前週比 +2.07%、評価損率 -14.67%、倍率 2.74倍となっています。

ここでは信用評価損率について見てみましょう。現在の信用評価損率は -14.67%となっています。これはどのような事かと言いますと、信用取引で信用買いをしている投資家の手持ちの損益評価(平均で)はマイナス14.67%であるということです。

つまり、持ち株の評価が損となっているため頭が痛いといったところでしょうか。しかし、実際には「現在は頭が痛い」などと言っている場合ではありません。信用評価損率がプラスだったのは2013年5月17日のの+3.09%が最後でした。それから現在まで信用評価損率はすべてマイナスです。

2001年6月から現在まで信用評価損率がプラスになったのはたったの12週しかありません。あとはすべてマイナスです。ちなみに、2001年6月から現在までで信用評価損率のプラスの最高が+4.06%(2013.5.10)、マイナスの最高は-39.65%(2008.10.24)となっています。

ということは、信用買いをしている投資家は、いつも損ばかりしているということになります。これは信用取引についての数値ですが、現物株の評価損率はもっと悪いのではないかと思います。なぜかと言うと、塩漬けで何十年も持続している投資家もいると思いますので・・・。このような現状を皆さんどのように捉えいるのでしょうか。

ここでは詳しく解説はしませんが、信用取引残高(売り残高や買い残高)の推移やその最高値、最低値や取組比率。信用評価損率の推移やその最高値、最低値を捉えることで相場の天井や底を捉えることも可能となってくるのではないでしょうか。一度、日経平均との推移で比較検証してみてはいかがでしょうか。

株式取引は「長期間にわたり継続して運用する」ものであり、現在のような長期もちあい期においても生き残るためには、やはり、空売りなどを絡めて運用するべきと思います。信用買いも空売りも、そこに違いがあるとは思えないのですが・・・。

以上のように、信用取引残高の数値だけでも相場状況が判断できるものです。投資市場は、捉えどころがないものですが、このように公表された数値の分析でも相場状況は把握できるものです。

投資とは、公表され確定した数値のみで分析を行うものです。

柳橋流イベント投資法を期間限定で無料公開中!                          

slide1 わずか数日から数週間で数十万円~数百万円を稼ぐことのできるイベント投資法。夕凪氏の手法を進化させた柳橋流イベント投資を3回の動画で学ぶことができます。期間限定の公開ですので、今すぐご覧ください。

【9月12日(木) 18:00 第一回動画公開スタート】
「毎月安定して利益をあげられる株主優待先回り投資」
1回目の映像では再現性と優位性の高い投資手法であるイベント投資について、投資手法の魅力と概要をご紹介します。そして、株主優待先回り買いというイベント投資の手法を仕組みや取引事例をご紹介します。後半ではイベント投資を実践する柳橋氏が株主優待先回り買いの最新の事例をお伝えします。

【9月16日(月) 18:00 第二回動画公開スタート】
「イベント投資とIPOを組み合わせた投資手法」
2回目の映像ではイベント投資について、IPO投資と組み合わせた投資手法をご紹介します。この手法では、IPO投資のIPO特有の値動きを利用することで、大きな利益を狙うことができます。この映像では、上場日当日に使える戦略のほか、上場直後、上場後というタイミングに応じた戦略を公開します。

【9月19日(木)  18:00 第三回動画公開スタート】
「ファンドの動きを利用するインデックス買い投資法」
3回目の映像ではイベント投資について、インデックス買いというイベント投資の手法を仕組みや取引事例をご紹介します。この手法は株価指数に特化した優位性の高い手法です。この映像では、イベント投資を実践する柳橋氏がインデックス買いについて最新の事例をお伝えします。

動画を視聴できる期間は限られていますので、下記のボタンから登録して今すぐご覧ください。
今すぐ参加する